2021年には国内初のダンスプロリーグ『D.LEAGUE』が開幕し、2024年のパリオリンピックでは、ブレイクダンスが正式種目として採用されるなど、ダンスの注目度が高まっています。
さて、今回紹介するワンダンスは、吃音症を抱えている主人公が、人目を気にすることなく自由気ままに踊るヒロインに出会ったことをきっかけに、未経験からダンスの世界に没頭していく青春漫画。
滑らかに言葉を発するのが難しい吃音症の苦悩を知れるだけでなく、未経験者が新しいことに挑戦する熱量の高さやダンスシーンの迫力など、読んでいてワクワクするスポーツ漫画でした。
ワンダンス1巻のあらすじ

自分の気持ちを抑えて、周りに合わせて生活している小谷花木。
そんな彼が惹かれたのは、人目を気にせずダンスに没頭する湾田光莉。
彼女と一緒に踊るために、未経験のダンスに挑む!
部活、勉強、就職、友達、恋愛。
必要なことって何?
無駄なことやってどうなるの?
いやいや、君の青春は、自由に踊って全然いいんだ。
2人が挑むフリースタイルなダンスと恋!
【ネタバレ注意】ワンダンスを読んだ感想と内容紹介

作者・珈琲が描いた漫画
ワンダンスの作者・珈琲さんは、実写映画化もされたのぼる小寺さんやしったかブリリアを描いていました。
魅力①.吃音症を抱えている主人公がダンスに挑戦する
今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介はワンダンス!
大人になってから後悔したことのひとつは、自分がダンスをやっていなかったことです。
ダンスを習っている友達もいなかったし、興味を持つきっかけも無かったから仕方ないんだけど、ダンスバトルの動画を見るたびに、そのカッコよさに「子供の頃に……」と思ってしまうんですよ。
本作の主人公・小谷花木が惹かれたのは、人の目を気にせず、楽しそうに踊る同級生の湾田光莉。
吃音症を抱えている花木は表現することが苦手で、中学生の必修科目になったダンスの授業で、笑いが起こるたびに、自分のことのように感じる苦い記憶がありました。
そんな彼の吃音を笑うことなく、気にしない光莉は最高にカッコよくて、そんな彼女に導かれるように花木はダンス部に入ることになるんです。
一般的なダンス部の男女比は5対95。
花木たちが通う一凛高校の男子はそれよりも少ない、幽霊部員の伊織先輩と花木だけというとんでもない男女比。
他人の視線にさらされるなかで、光莉のように「私はダンサーだ」という覚悟を花木は持てるようになるのか、コンテストや人間関係はどうなっていくのかというスポーツ漫画として面白くなっていきます。
魅力②.展開の早さとダンスシーンの迫力や表現力が最高すぎる
ワンダンスは単行本1巻の時点でコンテストの話が出るほど展開が早いので、花木の成長速度が異常に感じるかもしれないんですけど、相当な練習量を伺えるのは補足しておきます。
そんなのが些細なことに思えるくらい、ダンスバトルの迫力とか音ハメしたときの細かい描写がエグいんですよね。
吃音を個性と話す花木が闘志を剥き出しにする瞬間。
物語が進むごとに表現力が増していって、とにかくカッコいいスポーツ漫画なんですよ。
ダンスはもちろんスポーツ漫画が好きなあなたにはもちろん、絵柄が綺麗な漫画を探している人に超おすすめなので、興味がある人はぜひ読んでみてください!
【最新刊】ワンダンス13巻の発売日

- Qワンダンス13巻の発売日はいつですか?
- A
2024年8月22日発売です。
【無料】ワンダンスを試し読みする方法
ワンダンスは講談社が運営しているマガポケで第4話まで無料で読めますよ!

最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画を紹介したいと思います。
