- Qギャラクシーぷーちゃんは面白い漫画でしたか?
- A
読んでいて新感覚を味わえるという意味で面白い漫画ですよ。ギャラクシーぷーちゃんは宇宙船との衝突したことで即死からの宇宙人の観察日記の対象にされる不条理SF漫画なんだけど、ほんわかと緊張感のサウナを全ページフルカラーで楽しめるんです。
『ギャラクシーぷーちゃん』の読書感覚

ギャラクシーぷーちゃんの読書感覚の話をすると、緊張感のある微グロ描写があるので読む人を選ぶ玄人向けの作品だと思います。Kindle価格1300円超えなので、そもそもハードルは高かったんですけど、全ページフルカラーで描かれていて満足度はかなり高かったですよ。
『ギャラクシーぷーちゃん』の内容と読んだ感想

point①.高価格に見合ったクオリティのフルカラー漫画
正直に言うと、ギャラクシーぷーちゃんは読む人をかなり選ぶと思います。
その理由が電子版で1350円、コミックスは1400円を超える強気価格。この時点で購読をあきらめる人も多いでしょう。ほぼファンブック。私ですら購読を迷ったので、一般の方々が価格を理由に読まなくても仕方ないです。
しかも価格が高すぎる弊害で、漫画を見る目はどうしても厳しくなってしまいます。やはり人間ですから損をしたくない、食べ放題で元を取ろうと躍起するよくない消費者心理が働いて、純粋に漫画を楽しめなくなってしまうので、私は高価格帯の漫画があまり好きではありません。
でも、あなたがギャラクシーぷーちゃんの購読を迷っているなら、一味も二味も違ったので安心してください。毎月5000円以上漫画の購入代で出費しているなら間違いなく購読するべきでしょう。
なぜなら、全ページフルカラーという作者のこだわりや労力をひしひしと感じられるから「だから高いのね」と納得できるクオリティが、読んだ瞬間にわかる素晴らしい漫画でした。
point②.捕食シーンを見て肉食動物の怖さを再認識する緊張感
なんでもいいから空から宇宙船でも降ってこないかなぁー…
ギャラクシーぷーちゃん第1巻15p
そんなことを呟きながら、山にネタ探しに来ていた本作の主人公にして漫画家の森田さんはこの後、本当に空から降ってきた宇宙船に轢かれて即死してしまいます。
遠い意識のなかで森田の耳に聞こえてきたのは、宇宙人らしき人物が森田を蟻を踏んだと勘違い。森田の生命が再生中である。そして観察日記をつけようとしている不思議な会話。目が覚めた森田が見たものは宇宙人二人と正体不明の生物、そして再生途中の自分の身体でした。
目の前にいるのはどこからどうみても仲睦まじい美少女姉妹で、森田は一度死んだ事実に悲観するよりも、こんなに可愛い宇宙人に出会えたんだと、歓喜が上回ったのも束の間……。
蟻さんの心臓ってどうなってるのか気になるから取り出して
ギャラクシーぷーちゃん第1巻30p
なんて、突然心臓を引き抜かれて、標本にされて、観察日記の対象にされてしまいます。
これがフルカラーで描かれているんですよ。可愛らしいカワウソの捕食シーンをみてなんとも言えない気持ちが芽生えるアレ。目の前の幼女がどこまでいっても違う生物なんだと自覚して、一気に恐怖心に震える森田の緊張感が紙面からひしひしと伝わってくるのです。
point③.常識がなにもかも違いすぎる宇宙人との共同生活
へぇ…発展途上の下等生物が2ランクほど上の惑星の生き物を解体する絵を描くとか…粋なストレス発散方法ね…
ギャラクシーぷーちゃん第1巻96p
その後、宇宙船が壊れてしまって森田と同居する流れとか、ギャラクシーぷーちゃんの設定というか世界観自体は一般的なストーリーなんですけど、ぷーちゃんや青色の謎生物・僕ちゃんの宇宙人感のつくりこみが全然可愛くなくて読んでいてクセになるんです。
最近、宇宙人とか異世界とか言ってるだけじゃん!みたいな漫画が死ぬほどあるなかで、住んでいる世界が違うな、何言ってんだこいつと思わせる説得感がちょっとレベルが違いましたね。
以上、ギャラクシーぷーちゃんの紹介でした。
宇宙人の彼女たちが日本でどんな生活を送るのか?
日本の常識に迎合するのか?
それともトラブルを起こしてしまうのでしょうか?
ぜひ、ご自身の目で確かめてくださいね。
『ギャラクシーぷーちゃん』の作者紹介

ギャラクシーぷーちゃんの作者である涼川りんさんは、過去に『あそびあそばせ』『りとる・けいおす』『アウトサイダーパラダイス』などを描いていました。
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