新しい漫画を読むときの、今後アニメ化するのではないかという期待と、自分の読みが外れるのではないかという不安って凄いですよね。
ある程度漫画を読んでいると、先見の明は備わってくるんですけど、損をしたくないと考えるのは当然の心理といえます。
さて、この記事では2022年に単行本が発売された新作漫画から、実際に読んで面白かった、評価が高くて人気のある漫画を紹介したいと思います。
2022年下半期に発売された面白い新作漫画
雨宮さん
日常のあらゐけいいち先生の最新作ということで、この雰囲気がたまりませんね。
なんか好きというフェチを言語化しているのも、クセが強い主人公が普通にみえる世界観になっているのも、さすがあらゐけいいちワールドといったところでしょう。
平和の国の島崎へ
ザ・ファブルからコメディを抜いて、緊張感を最大限に高めたような漫画が平和の国の島崎へ。
幼少期に国際テロ組織に拉致されて、戦闘工作員として育てられたという異質だけど、どこか身近に感じる設定や空気間がもう凄いんですよね。
平和な暮らしを願いながら、戦場復帰を示唆する描き方が、ここからどうなってしまうんだって気持ちを昂らせます。
コワい話は≠くだけで
ホラーと聞いて思い浮かぶのは普通心霊系ですよね。
しかしホラー漫画というジャンルは、ほぼヒトコワ系で埋め尽くされているのが現状です。
そんな中、怪談を題材にしたホラー漫画が発売され、これがまぁ凄い。
切れ味鋭く余韻が長い怪談の魅力を再現しているだけでなく、漫画だからこそできる、想像力を超える恐さがそこにありました!!
Colori Colore Creare
ARIAやあまんちゅ!の著者・天野こずえ先生の新作漫画も、これまた優しい雰囲気!
とある島にある、のれんに守られている不思議な町を舞台に、幼い子供たちの冒険や成長、それを見守る若葉之守人という派遣保育士が描かれる漫画です。
子供×大きい猫×優しいお姉さん。
この組み合わせに間違いはありません!
ゴダイゴダイゴ
見てくださいよ!この頼もしい笑顔!
ヒーロー漫画でありながら、女受け要素を度外視した主人公の、ガチなおっさんって感じ、私は嫌いじゃないですよ。
戦い方も肉弾戦で派手さは無いんですけど、新人ヒーローや感謝の足りない愚かな民衆に背中で語る漢らしさはめちゃくちゃグッときます!