2019年1月からアニメ化された漫画

「旅したくなる」『乱と灰色の世界』入江亜紀最新作‼アイスランドが舞台のミステリ『北北西に曇と往け1巻感想』

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北北西に曇と往け1巻画像

一目惚れとはまさにこのこと。

漫画を購入するまで30分はかかる私に買わないという選択肢はなかった。

2017年10月13日に発売された、ハルタで連載中の『北北西に曇と往け』は『乱と灰色の世界』を描かれた入江亜紀さんの新作。

アイスランドが舞台、職業は探偵、そして特殊な能力があるという本作は広大な自然、人物を魅力的に描いていて、世界観に一気に惹き込まれる漫画だった。

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出版社・漫画誌などの情報

  • 漫画誌:ハルタ
  • 本屋で探す目印:HARTA COMIX
  • 出版社:enter brain
  • 作者 :入江亜紀
  • 同作者の漫画:乱と灰色の世界
  • 電子書籍:北北西に曇と往け
  • ジャンル:異文化・海外・探偵・ミステリ
  • おすすめする人:画力重視・ミステリー・旅行・特殊能力・人物が美男美女の漫画が好きな人

1巻のあらすじ

舞台はアイスランド島、北緯64度のランズ・エンド。
17歳の主人公・御山慧には3つの秘密があった。
ひとつ、クルマと話ができる。ふたつ、美人な女の子が苦手。
3つ、その職業は、探偵――。

あるときは逃げ出した飼い犬を連れ戻し、またあるときはひと目ぼれの相手を探し出す。
愛車ジムニーを駆りながら、胸のすくような探偵活劇が、いま始まる!

小説のように多くを語らない。主人公と読者で見る目は変わる‼

北北西に曇と往け1巻ネタバレ画像

まずはじめに私は入江亜紀さんの前作『乱と灰色の世界』を知らなかったが、この作品を読んだ後にどんな漫画を描いてきたのか気になり探すことになった。それくらい『北北西に曇と往け』は衝撃的だった。

 

「どんなに運転が下手でも道にでたら走るしかない、人生と同じ」とこの物語は車が横転しているシーンから始まる。あらすじで主人公の御山慧はクルマと話ができると書いてあるが、主人公の耳に言葉が聞こえているのかは読者には分からない。霊感と同じで信じるか信じないかは……というやつである。

 

主人公はその能力を使って探偵業をしている17歳の青年、御山慧。長身でサングラスがよく似合い、足を組んでいる姿は様になっている。

少年とは言えない風格があり、とてもかっこいいのだ。

 

慧の両親は既に他界し、フランス人の祖父と二人で暮らしている。祖父のジャックは女好きで彼の性格が新たな出会いをこの作品に運んでくるのだが、ジャックも実は能力を持っている。

これについても多くは語られなくて、読んだ人によって細かい認識のズレが生じる。小説みたいな漫画といった理由はここにある。

 

探偵ときいて真っ先に思い浮かべるのは『名探偵コナン』なのだが、実際の探偵は犯人探しなんかしない。ではこの作品にどう絡んでくるのか、それは慧の弟に殺人容疑がかけられているのだ。

弟の三知嵩は日本で母方の叔父夫婦と一緒に住んでいたのだが、叔母さんが事故で無くなった後に叔父は体調を崩して……そこに弟が絡んでいるのかもしれないのだ。

 

慧と三知鷹は仲のいい兄弟。

だが読者の目には三知嵩の行動が全て怪しくみえてくる。ぶりっこというか、あざとく見えて仕方がないのだ。

慧やジャックの能力も、三知嵩のことも全てが主観に過ぎない。まるで人間性を試されているみたいに思える作品は初めてで、正直ビビった。

アイスランドの自然だけではない『北北西に曇と往け』はあとかぎまで読んでほしい作品だ。

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