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【2022年版】荒廃した世界や近未来が描かれるおすすめ人気SF漫画を紹介する

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荒廃した世界か、はたまた科学技術が発達した近未来か。

SF漫画といっても、アニメや映画みたいに宇宙空間でロボットが戦うだけじゃなく、色んな世界観の作品があって面白いですよね。

自分は男のロマンみたいな作品に触れずに育ったので、ガチガチのSFよりも、あくまで近未来の設定で物語が描かれる程度のソフトなSF漫画が好みですけど……。

さて、この記事では実際に読んで面白かった・楽しかったSF漫画をいくつか紹介したいと思います。

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実際に読んで面白かったおすすめSF漫画7選

大ダーク(林田球/小学館)

あらすじ

宇宙というどこまでも広がる黒い暗闇のどこか。
廃品マフィア船に漂着したのは血だるまの謎の男。
瀕死の重傷を負った彼の名はザハ=サンコ、14歳。

闇のニーモツ、闇の皮を持ち、彼の骨を手に入れた者はあらゆる望みが叶うという。

その船の中に、思わぬお宝を手に入れたマフィアのボスの高笑いが響くのだった。

だがその夜、闇のニーモツ、アバキアンの目に怪しく光が灯り…!?

2020年にアニメ化されたドロヘドロの林田球さんの漫画。
キャラクターも、ストーリーも、ネーミングセンスも独特。

表紙や絵柄から、グロ注意でダークな作品なのかと思いきや、陽気なキャラクターに思わず笑みがこぼれてしまう不思議な世界観が魅力の漫画でした。

また、単行本は表紙がクリアカバーになっている唯一無二のSF漫画ですよ。

天国大魔境(石黒正数/講談社)

あらすじ

子供たちが暮らす、壁に囲まれた緑豊かな施設。
トキオはテスト中に「外の外に出たいですか?」というメッセージを受け取り出たことのない壁の外の世界を想像する。

外の世界では、マルとキルコが廃墟になった日本をサバイバルしながら天国を目指し旅している。

閉ざされた天国と、魔境となった日本。
ふたつの世界を行き来しながら、散りばめられた謎を解き明かせ!

それでも町は廻っているや木曜日のフルットの作者・石黒正数さんの漫画で、このマンガがすごい2019オトコ編では第1位に輝きました。

子供たちが施設で暮らす天国と、化物がうろつく魔境となった日本という二つの世界が交差する。

伏線や謎が散りばめられていて、これからどうなるんだ?というワクワク感と、張りつめた空気間がたまらないSF漫画でした。

虎鶫(ippatu/講談社)

あらすじ

人類は滅亡する…。
はるか未来――。
永きにわたり人の住まぬ魔境となった地、旧日本。
無実の罪で妻と子から引き離され死刑囚となったレオーネは「成功か死か」の極秘任務を命じられる。

そこでレオーネは少女や巨獣など数々の異形に出会う…。

SFサバイバル漫画の期待作!!
天国大魔境の魔境部分をもっと色濃くしたような作品で、獣人のつぐみが強さと可愛さに心を鷲掴みにされました。

放射能の影響で人が住めなくなった土地で極秘任務を遂行する緊張感。

独自の進化を遂げた生物の怖さとカッコよさを表現する。
荒々しさと緻密さを兼ね備えた絵柄が魅力のSF漫画です。

果ての星通信(メノタ/主婦と生活社)

あらすじ

大学を卒業し、恋人との世界旅行を計画していたロシア人青年マルコ。

プレゼントを用意して弾む気持ちで旅の準備をしていると突如、彼の体に異変が起き見知らぬ土地に転移してしまう。

その土地で10年もの間、ある重要な“任務”をこなすことになったマルコの異星人交流譚。

宇宙人との交流や星の管理をするロマン溢れる仕事が描かれる漫画です。

恋人との世界旅行を目前に宇宙へ飛ばされ、帰還できるのは10年後と告げられる主人公の複雑な心情が読み応えのある物語にしています。

全5巻完結という短さもおすすめできるポイントです。

フールナイト(安田佳澄/小学館)

あらすじ

ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。
植物が枯れ酸素も薄くなった世界。
しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、わずかな酸素を作り出して生き延びていた。

先の見えない世界でも人として生きるか、苦しみを捨て植物として新たな生へ踏み出すか。

人々は選択を迫られる――。

太陽光に当たる時間が短くなると、精神が不安定になりやすいとされていますが……。

この漫画では、ぶ厚い雲によって光が遮られ、植物が枯れて酸素が薄くなるも、人を植物に変える技術によって生き永らえることに成功した世界が描かれます。

植物として生きるか、人間として死ぬか。
究極の選択と魂の叫び。
人間の感情が生々しく描かれていて、暗くて重い世界観ですが読みごたえは抜群の漫画でした。

プリンタニア・ニッポン(迷子/イーストプレス)

あらすじ

ある日、佐藤の目の前に出力されたのは、もっちりとした不思議な生き物。

プリンタニア・ニッポンとして新種登録された、それと暮らすことに。

SFな日常譚開幕!

生体プリンタというワクワクするような未来の道具で、柴犬をつくろうと思ったら、未知の生き物が誕生してしまった!!

すあまと名付けられたもちもちの謎生物。
ゆるい日常が描かれるのかと思いきや、開拓民やレベルという単語など、全体像がつかめない気になる世界観になっているんですよね。

キャラクターの名前は日本人だけど人間とは限らない。
地球にいるのかはたまた宇宙なのか…。
SFと日常系漫画をうまく組み合わせた漫画です。

ぽんこつポン子(矢寺圭太/小学館)

あらすじ

ちょっぴり未来、さびれた海辺の町。

妻を亡くして、余生を送る吉岡の元にひょっこり現れた家政婦ロボが巻き起こす!

どたばたスローライフコメディー起動!

妻に先立たれた頑固なおじいさんのもとにやってきたポンコツロボットのポン子。

何をやってもダメダメで小言も多くなりがちだけど、一緒にいてくれる存在がいるのは心強い。

ロボットと人間は対立構造で描かれがちですけど、スローライフとの組み合わせもいいものです。

ノスタルジーを感じるSFコメディ漫画も面白いですよ。

まとめ

宇宙船やロボットで旅をしたり、戦ったり。
はたまた荒廃した世界でサバイバル。
未来がどうなっているのか想像しながら読むのは凄くワクワクしますし、緊張感すら楽しいですよね。

これからも面白いSF漫画が世に出てくると思うので、読み次第追記していきたいと思います。

興味がある作品があれば、ぜひ読んでみてください。

その他の商品紹介は【ゴマロク】でしているので、そちらもあわせてご覧ください。