2023年注目の新作漫画

漫画の買取金額が安い不満は店側の視点で考えると納得できるという話

漫画の買取金額に不満を持つ人の画像
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読まなくなった漫画の整理、あなたはどうしていますか?

自分は今まで、売ったところで大した金額にならんだろうと思い、資源回収に出していました。

ただ、これは出すタイミングを逃しやすく、いつまでたっても家から出すことができず、その間に新しい漫画が増えていく悪循環に陥りやすいんですよね。

なので、久々に30冊以上の漫画を買い取ってもらいに、近所の古本屋に足を運んだら……。

これが500円近くになって、自分としてはラッキー!って思ったんですけど、中には「30冊で500円以下か…」って不満を覚えそうな人もいそうですよね。

なぜその買取価格になるのか。
その理由を知っているだけで、自分とお店の査定で大きく違うという状況は無くなると思いますよ。

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認識のズレが買取金額を安いと錯覚させる

漫画の査定が自分とお店で違う状況の画像

定価から逆算して自己査定している

漫画を売りに行ったときに、何円くらいになったらいいな~って考えるのは自然な流れ。

ただ、自分で査定するときに、定価何円の漫画だから~何円くらいって、メルカリやヤフオクで自分が出品するときと同じ考え方をしていませんか?

その計算方法では、あなたとお店の査定額に、大きな差が生まれてしまうのは当然です。

古本屋では1冊ずつ値段が違います。
400円以上の漫画もあれば、100円で売っている漫画もあります。

古本屋もビジネスをしているわけですから、お店の販売価格以下で仕入れないと利益は出ません。

あなたが売ろうとしている漫画は、古本屋でいくらの値段がついていると思いますか?

それが想像できるようになると、お店の査定金額から大きく外れることは減るはずです。

漫画の買取価格は10円以下が9割

漫画の買取金額の平均値画像

漫画1冊の買取金額はだいたい10円以下。
半数近くは値段が付きません。
おそらく、漫画の買取金額への不満はここに集約されると思います。

なんでこんな安い値段になるのか?
端的に言えば、売れる見込みが無いからです。

自分が買取にだそうとしている漫画を見れば分かると思うんですけど、発売から年月が経っている漫画の1・2巻ばかりになっていませんか?

古本屋に並んでいる漫画の多くは、傷・汚れ・日焼けが目立ちます。

立ち読みが出来てしまう古本屋で、美品以外を購入することってまぁ無いんですよね。

売れる見込みが無い漫画は、お店からしても本棚を圧迫するだけなので、古本屋の立場になって考えると、10円以下になるのも理解できます。

何冊売ったかはほとんど関係ない

漫画買取サービスの低評価で多く散見されるのが、何十冊、何百冊売ってもこれだけしかならなかったという文句。

先程も述べたように、定価で購入した金額換算だと凄く損した気持ちになるのも理解できますけど、高額取引対象の漫画が含まれていなければ、それはゴミの山と同義でしょう。

例えば全20巻の漫画があります。
そのうち、価値があるのは15~20巻のみ。
20巻を最高額の200円とするなら。
19巻は150円、18巻は120円。
17巻は100円、16・15巻は50円。
14巻以下はお店の在庫状況で10円以下、もしくは買取不可となります。

在庫状況によっては価格が付きやすい18巻とかですら、買取不可になることがありますし、日焼け・傷・汚れ具合で半分以上に価値が付かないと考えていいでしょう。

高額買取される漫画の特徴三選

高額取引される漫画の特徴を説明した画像

漫画の買取価格がなぜ安いのかを説明し終わったところで、じゃあどういう漫画に価値があるのかを説明していきます。

現在進行形でアニメ・ドラマ・映画化されている漫画

鬼滅の刃とか、呪術廻戦みたいなメガヒット作品は、買い手がいくらでもいるので例外として。

基本的には現在進行形でメディア化されている漫画は高く売れます。

本屋でも平積みされていたり、続きを早く読みたいと漫画の購買意欲が高まる時期なので。

今売ろうとしている漫画の中に、メディア化が決定している作品があるなら、放送時期まで待つのをおすすめします。

ただ、現在進行形というのがミソで……。

アニメの放送が終わった後には、また別の作品が話題になるという形で、流行は次々に変わるので、その時期を逃さないよう注意しましょう。

発売されたばかりの最新刊

人気の有無にかかわらず最新刊は基本的に高く売れます。

全巻セットは高く売れると思われがちですけど、重要なのは最新刊が含まれているかどうか。

古本屋で漫画を購入する人に最も需要があるのが、発売されて間もない最新刊や新作漫画です。

発売されたばかりの漫画は、傷・汚れ・日焼けが少ない美品である可能性が高い。

ですから1巻が発売されたばかりの新作漫画を読んで、自分に合わないと感じたなら、2巻が発売される前に売るのをおすすめしますよ。

プレ値が付いているコレクター向けの漫画

いわゆるヴィンテージコミックというやつですね。
何十年も昔の漫画とか、もう絶版になっていて希少価値がある漫画は高額で取引されます。

ただ、これに関しては古本屋や漫画買取サービスの利用は絶対におすすめしません。

古くて汚いという理由で足元を見られる可能性がありますし、メルカリやヤフオクなどで、その漫画の価値を理解している人と個人的に取引をした方がいいと思います。

まとめ

漫画の買取サービスを利用するのに向いている人の画像

長々と説明しましたけれど、結局は捨てるつもりで売った人には良い値段に感じるし、自分の査定が高すぎる人には安く感じるってだけの話です。

全巻所有している漫画は一度メルカリやヤフオクで出品してみて、買い手が無ければ古本屋や買取サービスを利用するという二段活用がおすすめ。

店舗によって在庫状況が変わるので、値段が付かない漫画も一度引き取って、他のお店に持っていく手段もアリですよ。

ランチ代くらいは回収できるので、今まで漫画を捨てていた方は、ぜひ近所の古本屋や漫画の買取サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

その他の商品紹介は【ゴマロク】でしているので、そちらもあわせてご覧ください。
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