- Q虎鶫は面白い漫画でしたか?
- A
読んでいてハラハラドキドキするという意味で超面白い漫画ですよ。冤罪で死刑囚になった男が、成功すれば無罪放免という条件で極秘任務、魔境になった旧日本を探索するSFサバイバル漫画。世界観に負けていない圧倒的な画力に自由奔放なヒロインに魅了されます!
『虎鶫第1巻』の読書感覚

虎鶫第1巻を読んだ感覚の話をすると、圧倒的画力にぶん殴られて鳥肌が立ちました。本格的なSF漫画でありながら言葉で語るのではなく絵で魅了してくれます。主人公の緊張感と表情豊かでコミカルなヒロインのバランスが絶妙で、するすると読めました。
『虎鶫-TSUGUMI PROJECT-』の内容と読んだ感想

point①.大自然の力強さが圧倒的画力で表現されている
結論から述べると、もしもあなたが私と同じように「よくあるSF漫画でしょ?」って思っているなら今すぐ読んでほしいです。それくらい異次元のクオリティなんですよ、マジで。
今回紹介する虎鶫-TSUGUMI PROJECT‐は、冤罪で死刑囚になった主人公が、無罪放免の成功報酬を求めて極秘任務に挑む、魔境と化した旧日本を探索するSFサバイバル漫画です。
たしかに、荒廃した世界を探索する物語自体はよく見かけますし、SFはひとつ読めば十分でしょ?みたいな暴論も否定しづらいですよね。でも第1巻の表紙をみてください。鳥脚の獣人ヒロインという珍しさに、大自然の力強さを表現する画力を兼ね備えている漫画なんです。
魔法もチート能力もない一般人が、もし本能剥き出しの野生動物に突進されたら、恐怖で足がすくんで次の瞬間には命を落とすでしょう。それが本来の自然の脅威ですよね。
虎鶫が何よりも素晴らしいのは、この野生の圧倒的な強さと恐怖を一切手加減なしで描いている点です。生身の人間と異形の生物が対峙したときの緊迫感。こちらを餌と認識して襲いかかってくる肉食獣への生々しい危機感が、紙面からヒシヒシと伝わってくるんです。
point②.荒廃した世界をサバイバルするエグい緊張感
私はロボットが主役の近未来SFよりも終末世界が描かれるSF漫画が好みです。もともと廃墟とかにノスタルジーを感じるタイプなので、蔦だらけの建物とか、錆びた道具とか、街中に草食動物がいる細かい背景描写が読んでいてとにかく楽しい漫画でした。
それに加えて、キャラクターの緊張感がひしひしと伝わってきます。
怪我をすれば、即、命の危険に繋がる。
今を生きるだけでも精一杯。
夜行性の動物に襲われる恐怖との戦い。
途切れることのない疲労感。
虎鶫にはサバイバルSF漫画の魅力がこれでもかと詰まっています。
そして本作の緊迫した世界に華を添えるのが、鳥と人間が融合したような異形のヒロイン・つぐみです。正直、私は獣人やモン娘系のキャラはストライクゾーンの範囲外だったんですけど、気づけばギュンと変化してミットに収まっていました。野生を生き抜く強靭な肉体と躍動感、それとは裏腹に無垢で愛らしい表情のギャップがたまらないんです。
point③.荒々しさと緻密さを兼ね備えている絵柄が魅力
本作の主人公・レオーネは冤罪で死刑囚になってしまった可哀そうな男です。愛する家族のもとへ帰るには極秘ミッションを達成するしかない。舞台は260年前の核戦争で荒廃した旧日本。そこに眠る秘密兵器の入手。手柄を立てないと、自分の冤罪をはらすことができません。
多くの終末モノは「生き残ること」自体が目的になりがちですが、本作には「1年以内に秘密兵器を持ち帰り、無実の罪を晴らす」という明確なタイムリミットがあります。高放射線量の魔境で、のんびり自給自足している暇はないのです。
荒々しい筆致の中に息をのむほど緻密な背景が描き込まれており、荒廃した旧日本の廃墟美、そして獣たちが飛び出す躍動感に息を呑みます。まさに1コマ1コマが芸術と呼びたくなるほどの画力で殴りつけてくる、超本格SFサバイバルがここにありました。
以上、虎鶫の紹介でした!
この特殊な世界で生きているつぐみは何者なのか?
レオーネは無事に帰ることができるのか?
ぜひ、ご自身の目で確かめてくださいね!
虎鶫は全7巻の完結漫画
- Q虎鶫は完結漫画ですか?
- A
はい、2023年11月6日に発売された第7巻で完結しています。
虎鶫を描いた作者紹介

虎鶫の作者・ippatuさんは2026年に『猩猩姫』を描いています。
相性が良い漫画読者は?

よくあるQ&Aまとめ





