2023年注目の新作漫画

【大ダーク】オシャレな表紙からは想像できないほどコミカルなSF漫画

5.0
大ダーク1巻の表紙画像
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宇宙を冒険するっていうと楽しそうなんだけど、専門用語が多かったり、ロボットでひたすら戦っている印象があって、どちらかといえばSF漫画は苦手なジャンル。

今回紹介する大ダークも、絵柄も雰囲気も暗くて重い感じに違いはないんだけど、主人公が全宇宙で狙われている存在で超スリリングなストーリーであるはずなのに、キャラクターが陽気で読んでいて楽しい漫画でした。

表紙が紙ではなくて、プラスチックのクリアカバーという特殊な仕様になっているところも魅力です。

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大ダークのあらすじ

あらすじ

宇宙というどこまでも広がる黒い暗闇のどこか。
廃品マフィア船に漂着したのは血だるまの謎の男。
瀕死の重傷を負った彼の名はザハ=サンコ、14歳。

闇のニーモツ、闇の皮を持ち、彼の骨を手に入れた者はあらゆる望みが叶うという。

その船の中に、思わぬお宝を手に入れたマフィアのボスの高笑いが響くのだった。

だがその夜、闇のニーモツ、アバキアンの目に怪しく光が灯り…!?

【ネタバレ注意】大ダークを読んだ感想

作者・林田球さんの漫画

大ダークの作者・林田球さんは、2020年1月にアニメ化されたドロヘドロという漫画を描いていました。

全宇宙に狙われている男・ザハ=サンコ

重い世界観があまり得意じゃないので、普段は手に取らないタイプの漫画なんだけど、クリアカバーという珍しい表紙に惹かれて気づけば購入していた。

本作の主人公・ザハ=サンコは「この男の骨を手に入れればどんな望みも叶うらしい」と噂され、全宇宙の悪党たちから狙われている存在。

ザハ=サンコは闇のニーモツと闇の皮という、ネーミングセンスが独特のアイテムを所有している。

闇のニーモツことアバキアンは、普段はリュックサックみたいな形状をしているけれど、ヒト型になれるうえに知能を持っていて、行動を共にする相棒みたいな存在。

闇の皮はザハ=サンコをガイコツ姿に変身させる力を持っている武器アイテム。

まるでダークヒーローのように変身して戦う主人公が、とにかく魅力的な漫画になっている。

てっきりシリアスな場面が多いものだと思っていたら、ネーミングセンスや、ザハ=サンコの陽気さに思わず笑ってしまう……不思議な世界観をしている漫画だった。

自由を求めるために戦う宇宙放浪記

ザハ=サンコとアバキアンは、自分たちを追われる身となる運命にしたのはどこの誰で、どんな目的なのか、そして「何者にしろ…そいつを殺して、ぼくは自由になる」という意思のもと、広大な宇宙を放浪している。

絵柄とか雰囲気は重めなんだけど、グロ注意かっていうとそれほどでもない。

ドロヘドロを読んだことある人はもちろんのこと、SF漫画が好きな人に超オススメなので、興味がある人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

【最新刊】大ダーク5巻の発売日

大ダーク5巻は2022年8月10日に発売予定です。

大ダークを無料で試し読みする方法

小学館が刊行している漫画誌・月刊少年サンデー(ゲッサン)で連載中なので、公式サイトより無料で第1話を試し読みできます。

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