漫画を購読する基準はいくつかあります。絵が綺麗とか、あらすじを読んで内容が気になるとか、好きな漫画を描いている作者の新作とか。それらを含めて私は表紙買いするんですけど、ごくまれに『タイトルにセンスを感じて購読する漫画』ってあるんですよね。
あらすじを読まなくても、たった一行のタイトルが放つ強烈なセンスに抗えず、気づけばレジに並んでいる。そんな経験、漫画好きなら一度はあるのではないでしょうか。文字の並びや響きだけで「これは絶対に面白いやつだ」と確信させる。それはもはや一目惚れと言えるでしょう。
そこで当記事では、私が今まで読んできた数多の漫画から『タイトルが好きすぎる漫画』をいくつかご紹介します。あくまで私がセンスあると感じただけで、多くは語りませんので、ビビビと来た作品があればご自身の直感に従って、ぜひ読んでみてください!
個人的タイトルにセンスを感じる漫画10選
①.あの人の胃には僕が足りない
絵柄もキュートでめっちゃ好きなんですよね。なによりもあの人の胃には僕が足りないって、料理上手男子が憧れの先輩の胃袋を掴もうとするグルメラブコメかと思いきや!ガッツリファンタジーって意外性に、マジかよって驚いたのを今でも覚えています。
②.甘々と稲妻
シンプルに語感が好きだったんですけど、本当は『甘々』と『稲妻』ではなく『甘々とした稲妻』だったと語られているインタビュー記事を読んで、さらにこの漫画が好きになりました。美味しいご飯を食べた子供の笑顔を表現した素晴らしいタイトル。しかも雨隠ギド先生の漫画って『ゆらゆらQ』『おとなりに銀河』『灯火からスパークル』と、センスの塊なんですよね。
③.亜人ちゃんは語りたい
亜人ちゃん『を』でも『と』でも『に』でもなくて『亜人ちゃんは語りたい』なのが、すごくいいタイトルなんですよね。亜人の生態に興味を持っている生物教師の高橋鉄男視点で物語が進むとしても、この漫画の主役は亜人ちゃんです。甘々と稲妻もですけど、仲が良くても最終ラインの線引きはちゃんとしている教師の鏡なので安心して読んでください。
④.荒ぶる季節の乙女どもよ
あの花の脚本含めた数々の名作を生み出した岡田麿里先生が原作を担当しているだけあって、もう本当にすごいんですよね。荒ぶる季節の乙女で『思春期の女子視点』どもよで『愛すべきバカたち』的なグルーヴ感が生まれています。当然ですけど女性にも思春期って存在しています。触れちゃいけない的な空気感に一石を投じた作品なので、当時はかなり衝撃を受けましたよ。
⑤.音盤紀行
漢字四文字のタイトルは四字熟語感があってスッと馴染みますよね。コレクションって『金額』で語られがちですけど、音盤紀行はその音盤に込められた想いや時代背景が言葉通り、旅をして受け継がれていく素晴らしいタイトルになっています。現代に生きる私たちがレコード店を巡るのではなく、あくまで音盤が主役として描かれているので、読んでいて心地いいんです。











