この記事では少年ジャンプ+史上最速で累計400万部に到達し、次にくるマンガ大賞2021では第1位に輝いたバトル漫画『怪獣8号』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
3巻では保科副隊長の実力が垣間見える大迫力の戦闘シーンが描かれました。
その続きとなる怪獣8号4巻では、大怪獣を追い詰めるものの、最後の最後でカフカが皆を守るために変身して言い逃れできない状況へと物語が展開されていきます。
怪獣8号4巻のあらすじ
防衛隊立川基地が怪獣の群に空から襲われたが、隊員たちの尽力により余獣たちを退け始める。
一方保科は、戦力全開放して大怪獣に応戦。
決着がついたかに思われたが、大怪獣に変化が…!?
そしてカフカの察知能力もそれに反応。
そこに現れたのは…!?
――脅威が続く、第4巻!!
ネタバレ注意!怪獣8号4巻を読んだ感想
次にくるマンガ大賞は名前に反して、週刊少年漫画が圧倒的に有利で、知名度がモノをいう賞なので自分はあんまり好きじゃないんですけど、なにはともあれおめでたいことです。
しかもジャンプ+史上最速で400万部突破。
記録はいつか抜かれるものではありますけど、SPY×FAMILYの衝撃が冷めやらぬうちに超える作品が現れるとは思ってもいませんでした。
しかも、ダンダダンという大ヒットの予感がある漫画も控えているってのも、ジャンプ+の末恐ろしいところですよね。


さて、怪獣8号4巻では、保科宗四郎がどのようにして亜白ミナのもとで副隊長を任されるにいたったのか、その経緯が描かれています。
大型怪獣が増え始めたことが影響して、銃器を利用した戦闘スタイルが主流となり、近接戦闘を得意とする保科宗四郎は、現場を退き指南役になるように勧められていた過去がありました。
そんななか、亜白ミナは小型の強敵が現れる可能性を捨てずに。
「私が敵を射抜く時、君がその道を切り開いてくれないか」
と、自分の隊へと勧誘したわけです。
この二人の信頼関係は本当にカッコいい。
保科副隊長と大怪獣の戦いは均衡状態かと思われましたが、敵が巨大化したことで、一転して苦戦を強いられることになりますが……。
極限まで大怪獣にダメージを与えて。
亜白ミナが一撃必殺。
これで終わりかと思いきや、最後の最後に大怪獣のとんでもない爆弾攻撃。
みんなを守るためにはカフカが怪獣に変身する必要があり、言い逃れが出来ない状況で、その力をさらしてしまった。
カフカは身柄を拘束され、キコルの父親である四ノ宮長官と対面することになります……。
化物の力を身に宿してしまうタイプの漫画は、殺すか否かみたいな話になりますけど、使えるモノは使うべきって思考にならないんですかね。
いや、もちろん暴走したらとか。
敵の可能性や、疑わしきものは罰するみたいな考えも理解はできますけど。
話が通じるわけですし、仲間を助けた功績も計り知れないわけで……。
とりあえず殴り合うみたいな展開は、バトル漫画の流れとしては理解できますけど、あまり好きではありません。
四ノ宮長官に怪獣8号の姿を引きずり出されたカフカ。
どのような話し合いがなされるのか。
新たな実力者の登場が楽しみですね。
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