この記事ではテレビアニメ化も決定して勢いに乗っているダークファンタジー漫画『呪術廻戦8巻&9巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
いかにして呪術師最強の男が出来上がったのか。
なぜ夏油傑は五条悟と敵対してしまったのか。
8巻と9巻は五条悟と夏油傑の人生や価値観を変えた、高専2年生のときに二人に課せられた“星漿体”の護衛任務について描かれています。
呪術廻戦8巻のあらすじ
受肉した「呪胎九相図」の次男三男を撃破し、宿儺の指を回収した虎杖達。
その成果を受け彼等を1級術師に推す声が上がる。
裏で手を回す五条の思惑は…!?
物語は、五条と夏油の高専2年時の事件へと遡る!!
ネタバレ注意!呪術廻戦8巻&9巻の感想と見どころ
8巻と9巻の内容の9割が五条と夏油の過去編になっています。
0巻みたいに後から読んでも大丈夫な番外編か?言われれば違うし、物語を理解するうえで、読んでおいたほうがいいのは間違いありません。
とくに8巻の冒頭は悠仁と野薔薇が特級呪物と戦っている途中から始まるからなおのこと。
血塗と壊相を倒した悠仁・野薔薇・恵に加えて、パンダと真希先輩が1級術師に推薦されるという展開が描かれています。
呪術師最強の男・五条悟と敵の親玉・夏油傑は高専時代の同期であり、信頼しあっていた仲間でした。
昔の五条も「弱い奴等に気を遣うのは疲れるよホント」と尖っているんだけど、それよりも「“弱者生存”それがあるべき社会の姿さ。弱きを助け強きを挫く」と夏油が優等生だったことに驚きました。
そんな夏油がなぜ闇落ちしてしまったのか。
それは“星漿体”と呼ばれる少女の護衛任務に失敗したことが原因。
これがまた読んでいて超キツイエピソードで……。
戦う相手が伏黒恵の父親だし、その戦闘をきっかけに五条が覚醒するんだけど、逆に夏油は「弱者故の尊さ、弱者故の醜さ、その分別と受容ができなくなってしまっている…」と非術師に対する価値観を見失ってしまいます。
呪術廻戦10巻からは本編へと物語が戻っていく。
五条と夏油が敵として相まみえたとき。
どのような展開になるのか…これからが楽しみだ。
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