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【鬼滅の刃23巻感想】社会現象級の大ヒットとなった大人気漫画の総括【ネタバレ注意】

5.0
鬼滅の刃23巻の表紙画像
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この記事では2020年に類をみない大ヒット漫画となった勢いのまま最終回を迎える『鬼滅の刃23巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。

22巻では伊黒さんの勇姿や甘露寺を想う気持ちなどが描かれましたけれど、最終巻となる鬼滅の刃23巻では、珠世の毒で衰えた無惨を日の出まで足止めできるのか?という最終決戦が描かれています。

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鬼滅の刃23巻のあらすじ

あらすじ

鬼の始祖・鬼舞辻無惨と炭治郎たちの戦いは最終局面へ!!

珠世が身を挺して投与した四種類の薬が、無惨を衰えさせ、追い詰めていく。

炭治郎と禰豆子、そして鬼殺隊の運命は⁉

ネタバレ注意!鬼滅の刃23巻を読んだ感想

鬼滅の刃23巻は「お前を殺す為にお前より強くなる必要はない。お前を弱くすればいいだけの話」という珠世さんのセリフから始まる。

続いて「お前が生きる為に手段を選ばないように私も……私たちもお前を殺す為に手段を選ばない」とも話していて、ここに鬼滅の刃と他の漫画の大きな違いが表れていると思う。

普通なら主人公の覚醒で実力差が覆ってからの勝利となるところ、鬼滅の刃は最後の最後まで無惨と鬼殺隊の間に圧倒的な実力差が存在していた。

ラスボスに対して柱全員が死力を尽くし、倒しきるのではなく、日の出というタイムアップを狙う戦い方は、今までにない緊張感をうんだと思う。

炭治郎だけが目立つという展開が少なく、柱全員の勇姿が見れる最高の戦いで、無惨の執念も恐ろしかった。

炭治郎たちがもたらした平和のおかげで、子孫たちは現代を生きていて、ラスト数ページのメッセージは鳥肌がたつほど素晴らしかった。

主要キャラが次々に死んでいく悲劇でありながら、小学生でも読めるシンプルで分かりやすいストーリーと、口に出して言いたくなるような必殺技。

そして23巻というちょうどいい長さが人気を加速させた。

吾峠呼世晴先生が次にどんな作品を描くのか、新連載を心から楽しみに待ちたいと思う。

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