この記事では週刊少年ジャンプで連載中の大人気ダークファンタジー漫画『呪術廻戦6巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
前回はパンダ先輩のゴリラモードや真希先輩の実力が描かれましたけれども、その続きとなる呪術廻戦6巻の表紙には、おぞましい姿をした真人が描かれていて、黒閃という言葉が記載。
これは呪術廻戦6巻を語るうえでとても重要な言葉となっていて、東堂との共闘で悠仁が別次元の強さへと成長する展開が描かれています。
呪術廻戦6巻のあらすじ
交流会に乗じ虎杖を狙う京都組。
そこへ真人率いる呪霊と呪詛師が乱入する。生徒救出に向かう教師陣だが、敵の“帳”により分断され…!?
特級呪霊・花御に襲われた狗巻と伏黒は、危機を脱する事が出来るのか!?
呪術廻戦6巻より引用
ネタバレ注意!呪術廻戦6巻の見どころ&感想
呪術廻戦6巻は伏黒と加茂憲紀の戦いから始まる。
京都校の東堂葵は豊かな想像力で悠仁をマイフレンドと認める変わった人間だったけれど、加茂は伏黒の境遇に自分を重ねてシンパシーを感じる別のおかしさを持っている。
両者の信念をぶつけ合うアツい戦いが繰り広げられる!と思いきや、真っ黒の帳が敷地を覆う異変が起きた。
この結界は五条悟の侵入を拒む代わりに、その他すべての者が侵入可能というもので、最強との戦闘をさける敵の狙いがあった。
声を開放している狗巻と伏黒、加茂の前に現れた特級呪霊・花御は『森も海も空ももう我慢ならぬと泣いています…死して賢者となりなさい』と独自の言語を話し、戦闘が開始される。
狗巻が動きを止めて、ふたりが攻撃し逃げるヒットアンドアウェイにも限界がきて……真希先輩が加勢しても勢いが止まらない。
攻撃が当たっていないわけではなく花御の肉体が異常なほどタフで、伏黒や真希先輩でも倒すことができず、虎杖と東堂が戦闘を引き継ぐことになる。
ふたりはベストフレンドといっているが、その関係はもはや師弟で「俺は手を出さんぞ。虎杖オマエが黒閃をキメるまでな!!黒閃をキメられずオマエがどんな目にあおうと俺はオマエを見殺しにする」というのだ。
黒閃とは打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した際に生じる空間の歪みのことで、威力は平均で通常の2.5乗とのこと(ハイパー強い)。
それを狙ってだせる術師はいないけれど、経験した者と、そうでない者では天地の差だという……。
この黒閃によって虎杖の呪力は爆発的に成長するのだ。
伏黒と加茂の戦闘をもう少し見ていた気持ちもあったのだが、それ以上に花御と虎杖&東堂の戦闘は楽しかった。
能力に派手さはないものの思考している時間も多く、見どころ盛りだくさんな内容で、この襲撃の意味するものは7巻で描かれるはずだ。