この記事では週刊少年ジャンプで連載中のダークファンタジー漫画『呪術廻戦3巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
2巻では呪術師最強の男・五条悟の実力の一端が描かれる展開となりましたが、呪術廻戦3巻では呪術高専京都高との前哨戦や、吉野順平という少年につきまとう悪意から起こる悲劇が描かれています。
呪術廻戦3巻のあらすじ
伏黒と釘崎の前に現れた呪術高専京都校の東堂葵と禪院真依!
好きな女性のタイプを尋ねる東堂に対し、伏黒の出した答えは。
一方、修業中の虎杖は実戦で鍛えるため、呪霊が起こした事件現場へと向かい…!?
呪術廻戦3巻より引用
ネタバレ注意!呪術廻戦3巻を読んだ感想
呪術廻戦3巻は東堂葵という男の登場から話が始まる。
こういった作品に一人はいるバトルジャンキー。
敵味方関係なく、意味ない戦いを吹っ掛けるやつ。
東堂葵は「性癖にはソイツの全てが反映される。女の趣味がつまらん奴はソイツ自信もつまらん。俺はつまらん男が大嫌いだ」と、だからどうしたという謎理論を展開していて、伏黒がターゲットに。
伏黒は面倒臭そうに、そして真剣に「その人に揺るがない人間性があればそれ以上は何も求めません」とイケメンな模範解答をぶつけるが、どうやら東堂には不服なようで戦闘が始まってしまう……。
ただ呪術廻戦3巻のメインは伏黒達のほうではなくて、吉野順平という少年を中心に描かれている。
敵意を向けてくる、意味のない暴力をふるうような頭の悪い奴らが目の前で変死体になるところを目撃した吉野順平は、興味本位で犯人についていって話を聞く。
呪術廻戦3巻では『悪意をもって人と関わることが、関わらないより正しいなんてありえない』や「好きの反対は嫌いです。日本人って好きですよね。シンプルな答えを複雑にして悦に浸るの」という印象的な言葉があり、心底共感できる。
そんな彼は、悪意の塊である敵・真人と、虎杖悠仁の両方に接点を持つのだが、宿儺の指に寄せられた呪霊に母親を殺されてしまうという事件を引き金に敵側についてしまう。
これが本当にキツイ話になっていて、正直読むのがしんどくなるほど。
鬼滅の刃があれだけ売れているから大丈夫だと思うけれど、無理な人はここでリタイアすると思う。
呪術廻戦読者におすすめの漫画


