2023年注目の新作漫画

【君は放課後インソムニア6巻】真脇遺跡にて二人の旅は本当の意味で始まる

君は放課後インソムニア6巻の表紙画像
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この記事では、このマンガがすごい2021「このシーンがすごい!」に選出されるなど今注目の青春漫画『君は放課後インソムニア6巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。

5巻では夏合宿に伊咲のお姉ちゃんが同行する展開が描かれました。

その続きとなる君は放課後インソムニア6巻では、二人の関係の変化と、前に進んだからこそ乗り越えないといけない壁が見えてきます。

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君は放課後インソムニア6巻のあらすじ

あらすじ

旅の終着点、真脇遺跡6千年の星空――

一瞬のような永遠のような二人きりの夏合宿で、眠れない不安を打ち明け涙するガンタにイサキがとった行動は……!

現実の、あらゆるしがらみからきりはなされたような日々、星空を求めて、二人の旅はゴールの真脇遺跡へ――

ネタバレ注意!君は放課後インソムニア6巻を読んだ感想

秘密の共有者である二人が。
弱みを見せあっている二人が。
お互いに意識している二人が。

誰にも縛られない自由な夜を共にして、何も起こらないわけがなく……。

明確に関係性が変化する出来事が、君は放課後インソムニア6巻では描かれています。

個人的な感覚でいうと、オジロマコト先生の作品は、恋愛とラブコメ漫画の中間に位置している印象なですけど、本作の甘さと苦さを兼ね備えている青春はたまりません。

たびたび、伊咲の未来を無視している感じが描かれていて、ドキッとさせられるんですけど。

幸せいっぱいな雰囲気のなかでも、そういう描写はあって……。

過去からくるのものなのか。
それとも現在進行形なのか。
どうか杞憂であってほしいと願っています。

この夏合宿も、真脇遺跡から星空の写真を撮って終わりを迎えます。

行動で示した伊咲に、言葉で伝えるガンタ。
人生で一番うれしい瞬間を、お互いに撮影しあう描写はとても印象的でした。

5巻でお姉ちゃんが、生活のすべてが伊咲中心になったと話していたように、過保護な両親に引き裂かれるように夏合宿が終わりを迎えてしまいます。

親からすれば、可愛い娘は宝物。
その気持ちはわかるけど。
モヤモヤが残る旅の終わりになってしまった。

両親からすれば、ガンタは娘に悪影響を与える男みたいな印象最悪だろうし。

二人はそのしがらみをどう振りほどくのか。
行く末を温かく見守りたいですね。

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