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【花と頬 感想】爽やかで切ない…純文学のようなガールミーツボーイを描いた漫画

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花と頬の表紙画像
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漫画好きに手に取ってほしい漫画。

この記事では楽園Web増刊で連載されていたガールミーツボーイ『花と頬』の感想や魅力を紹介します!

これは短編集?

と思って購入したのですが、読んでみれば10代のガールミーツボーイを軸に、家族や恋愛の失敗などキャラクターの人生の断片を落とし込んでいる至極の一冊となっていました。

花と頬の裏表紙画像
花と頬の裏表紙です
くろごま
くろごま

全1巻という満足感、しかし続きが読みたくなるような完成度。

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花と頬のあらすじ

稀代の新鋭が描く高校生男女とその家族のひと夏の物語。

ガールミーツボーイを主軸に人々の過去と現在が交差する航跡のその先に「未来」への確かな手応えが心に残る全1巻。

花と頬1巻より引用

花と頬のストーリーと魅力

作者・イトイ圭さんの漫画

花と頬の作者・イトイ圭さんは過去に海辺のオルランドサムデイ・ネバー・カムズという漫画を描いている作家さんです。

好きになった男の子は父親のファンだった

出かける父親に玄関先で渡すのはCDプレーヤー、保険を名乗るヒツウチの電話が朝から鳴り、制服に着替えて学校に向かう主人公の名前は鳥井頬子。

頬子には気になっているひとがいる。
九州から引っ越してきた、同じ図書委員を務める長身眼鏡で医者の息子だという八尋君。

そんな彼が「お父さんって“花と頬”の人って本当?」と聞いてくるのだ。

八尋君は花と頬というミュージシャンの大ファンらしく、頬子の父親は妻子持ちだと公表していないにも関わらず、そのことに気づいたというとんでもないレベルで好きらしい。

私語厳禁の図書室では筆談。
頬子は文学、八尋は音楽。
他愛のない質問や言葉を交わし、頬子は彼から教えてもらった音楽に触れる。

とても静かなやりとり。
頬子は自分の気持ちを知っていくが、彼はあくまで“花と頬”のファンであり、その娘として見ていることに頬子は気づいてしまうのだ。

二人の恋愛を主軸に登場人物の過去が描かれる

八尋にも恋愛で痛い目にあった過去があり、頬子の両親にも失敗があった。

「愛してるってなに?」

そんなシンプルな一言がとてつもなく丁寧に描かれているのだ。

作者のあとがきでは大きなハプニング、ドラマチックな過去などが無くて商品として成り立っていないと言われたと、もともとは自費出版で出すつもりだったものを楽園編集部に拾ってもらったと明かされている。

たしかに何百万部を売り上げる漫画ではないかもしれないが、私はこういう“普通の恋愛”を描いている漫画を求めていて、そして深く刺さった。

自分の直感に従って本当に良かったと思う漫画だった。



アニメイトオンラインショップでは特典が付属します>>>特典配布は無くなり次第終了です

花と頬の出版社と連載誌

花と頬は白泉社から刊行されている楽園ル・パラディで連載されていました。

本作を書店で探すのなら、制服dateメジロバナの咲くという漫画の近くにあると思います。

レビュー記事>>>【メジロバナの咲く 感想】海外の女学園を舞台に描かれる中村明日美子さんのGL漫画

くろごま
くろごま

以上、花と頬の紹介でした!

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