この記事では累計1700万部を突破し、2023年9月29日よりアニメ化されている大人気後日譚ファンタジー漫画『葬送のフリーレン12巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
11巻では黄金郷のマハト編がクライマックスをむかえ、フリーレンが過去に飛ばされる予想外な展開となりました。
その続きとなる葬送のフリーレン12巻では、勇者一行と再会したフリーレンが過去に思いをはせながらも、未来への影響を不安視する一筋縄ではいかない冒険の再開が描かれていきます。
葬送のフリーレン12巻のあらすじ
- 第108話 再会
- 第109話 残影のツァルト
- 第110話 勇者一行
- 第111話 護衛依頼
- 第112話 信頼
- 第113話 皇獄竜
- 第114話 勇者の剣
- 第115話 親友
- 第116話 帰還の魔法
- 第117話 奇跡の幻影
【ネタバレ注意】葬送のフリーレン12巻を読んだ感想
いやぁ、世界観や設定がいいだけじゃなくて、黄金郷のマハト編を経て、本当の意味で面白くなったと思います。
エルフの寿命の長さを活かした後日譚ファンタジーですから、今起こっている戦闘は、悪い言い方をすれば後処理という表現になってしまうわけですよ。
もちろん魔族が強くて邪悪な存在に変わりは無いですけど、ラスボスは倒してしまったわけで、ファンタジーの魅力のひとつである冒険と攻略要素はどうしても薄まっています。
個人的にはファンタジーに緊張感は必要不可欠だと思っているので、そういう点で黄金郷のマハト編の、この難敵をどう倒すのかみたいな展開は読んでいてとてもワクワクしました。
これから先は強烈なキャラエピソードを中心に物語が紡がれていくもんだと想像していたので、ここでフリーレンが過去に戻されるのは予想外すぎて驚きました。
未来の情報を魔族に渡してはいけない緊張感のある展開
過去に生きるヒンメルたち勇者一行との再会。
回想ではない、生のヒンメル。
この漫画では読めないと思っていたリアルタイムの冒険が描かれるのは激アツすぎます!
しかも再会する喜びと、再度別れる寂しさの間に、この時代に生きる魔族から未来の情報を守るミッションが含まれてるのが凄いですよね。
フリーレンの魔法が対策されてしまえば、この時代の魔族はさらに強くなってしまいますし、何が影響して未来が変わるかわかりません。
たしかにそれは喜んでいる場合じゃないですよね。
しかも、相手には黄金郷のマハト編で登場した無名の大魔族ことソリテールもいるし。
実力を隠しながら、しかもフリーレンはソリテールを知っていると悟らせないようにうまく立ち回る必要もあるし、どういう戦いが描かれていくのか楽しみすぎます。
ここでソリテールを殺せば黄金郷のマハト編にも大きな影響を及ぼすでしょうし、遭遇しない可能性もあるかもしれませんし、未来が変わる可能性もあります。
どちらのルートに進むにせよ、面白い結果に変わりはなさそうです。
ヒンメルの有言実行がカッコよすぎる
フリーレンが未来に戻るには莫大な時間がかかると判明。
ヒンメルは魔王討伐後にフリーレンを未来に戻す魔法を探すと決断します。
今、そうすると決めた。
その一言でフリーレンの記憶に変化が生じます。
この描写があまりにもカッコよすぎて震えました。
久々に本物の勇者設定をみたきがします。
フリーレンの変化に対しても、君らしくなくてとてもいいだから、言葉選びのセンスが良すぎて過去編が始まったばかりですけどヒンメルのことをより好きになりました。
幸福に満ちた過去編をどう脱出するのか、これからの展開が楽しみです!
【最新刊】葬送のフリーレン13巻の発売日
- Q葬送のフリーレン13巻の発売日はいつですか?
- A
発売間隔から予想すると、2024年3月以降になると思います。