【雷雷雷】不憫属性ヒロインが可哀想で可愛いすぎるSFアクションコメディー漫画

可愛いものを攻撃したくなる衝動のことをキュートアグレッションと呼ぶらしいですね。

そんなのあるんだ、こわぁ……。
とか思ってたら、赤ちゃんとか子犬を抱きしめたくなるのもそれらしくて、余裕で心当たりありました。

まぁ、その程度なら可愛いもんですけど、これが恋愛感情とかフェチの領域になってくるとヤバイかもしれません。

さて、今回紹介する雷雷雷は、地球外生命体と戦争していた世界線で、ある日UFOに攫われてしまった少女の身体に異変が起こるところから物語が始まるSFアクションコメディー漫画です。

まさに嗜虐心をかきたてそうな不憫属性の主人公は可哀想で可愛くて、怪物のほうもテンション高めで言葉の掛け合いが面白くて、既視感を超越するキャラの魅力が凄い漫画でした。

【無料】雷雷雷を試し読みする方法

まずはじめに雷雷雷に関する基本情報や、こういう作品が好きなら相性がいいよ！って漫画をいくつか紹介したいと思います。

雷雷雷は小学館が運営している裏サンデーで第3話まで、マンガワンなら全話無料で読めますよ！

雷雷雷のあらすじ

【ネタバレ注意】雷雷雷を読んだ感想

著者・ヨシアキが描いた漫画

格好いいも可愛いも兼ね備えているSFアクションコメディー漫画

やめましょうよー、設定が似ているからってすぐパクリって言うのはナンセンス。

作品は増えるいっぽうなんですから、完全オリジナル要素だけで勝負するのはもう難しいんですよ。

既視感の元となっている漫画だって、別の作品に似ていると言われるでしょうし、キリがありませんって……。

まぁ、それも結局は好みや感想の一部ですから多くは語りませんけど、漫画を検索してサジェストにパクリって出てくるとけっこう気分悪いし、それで読むのを避けられるのは可哀想ですからね。

まぁ、言いたくなる気持ちも分かるんですけどね。

正直、雷雷雷の世界観や設定は、漫画をよく読む自分にとっては目新しさに欠けます。

ただそれは大枠でみたらそうってだけ。
細かく見ていけば全然違うし、魅力が無いのかと言われたら否。

アクション漫画の格好よさに、可愛さとコミカルさを上手く織り交ぜてあって、自分は一瞬で心を奪われました。

こういう熱血・正義感マシマシタイプのキャラが映える漫画で、不憫属性な女の子が主人公って珍しくないですか？

父親の残した多額の借金のせいで、学校にもいけずに即社会人ルートは読んでいて心苦しさを感じますが、それは別として遅刻癖はあるようで、可哀想ってなりきらないのも不憫極まっています。

ある日突然宇宙人に誘拐されて、身体を改造される。
自分の身体に埋め込まれた怪物が暴走。
本来は民間人を守る側の組織に化物扱いされる。
あやうくモルモットにされかける。
というなんとも可哀想な展開で物語が進んでいきます。

世紀末から地球外生命体と戦争し続け、50年前に終結。

宇宙害蟲や宇宙害獣などを、国に代わって民間の軍事会社が処理するようになり、エイリアンの技術を基に企業の軍拡化が進んだ今、巨大な力を持ついくつかの軍事企業が国家安全保障の一角を担っているとのこと。

スミレは金の力でライデン社という大企業に所属することになるわけですけど、ライバル社の存在とか、醜い人間同士の争いとか、一枚岩ではない展開に期待できそうです。

リアクションが良すぎてどこか憎めない宇宙害獣ダスキンの魅力

スミレの身体に埋め込まれた害獣・ダスキン。

寄生獣のミギーみたいに共生するのか、呪術廻戦の宿儺みたいに敵対し続けるのかと思ってたら……。

まさかの分裂！
スミレの体外で再生した方と、身体に残り続ける影響。
他の漫画とは違う角度で描かれていて、この先どうなるのかとワクワクが止まりませんよ。

しかも、ダスキンのリアクションがめっちゃいいんですよ。
スミレの突然変異に対して普通にビビってるのが超可愛い。
というか、絵が上手いし、キャラデザが超良いんです！

スミレの上司となるハヅキさんのコンバットスーツ姿。
何がとは言いませんけど、凄くいいですね。
何がいいとは言いませんけど、たまりませんね。

カッコイイと可愛いが両立しているだけでも凄いのに、ユーモアもあるんですからそりゃあ面白いですよ。

ファンタジーやバトル漫画が好きなあなたに超おすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください！

【最新刊】雷雷雷2巻の発売日