この記事ではハルタで連載中の大人気グルメファンタジー漫画『ダンジョン飯9巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
8巻ではチェンジリングという茸を食べて種族が入れ替わってしまったり、カナリアが迷宮に来たりという展開になりました。
その続きとなるダンジョン飯9巻では、ライオスが翼獅子と会話をしたり、ミスルンの過去についてのエピソードが描かれていきます。
ダンジョン飯9巻のあらすじ
ネタバレ注意!ダンジョン飯9巻を読んだ感想
ライオスとマルシルの出会いのエピソードが描かれる
ダンジョン飯9巻は、ライオスが首のない鎧騎士であるデュラハンに殺されかけて、走馬灯を見るというエピソードから始まり、ライオスがマルシルと出会ったときの話が描かれていく。
当時マルシルはファリンのことを10歳くらいの女の子で、無理やりライオスに連れ去られたとひどい勘違いをしていたらしく、出会った瞬間の剣幕は鬼の形相……。
ふたりは一緒に迷宮を探索することによって、自分たちがなぜ冒険者になったのかを説明しようとするのだが、マルシルの話術のほうが一枚上手。
それでも迷宮内で一度死に、蘇生したマルシルは「話には聞いていたけど……実際に体験するまで信じられなかった……古代魔術を使えば本当にこんなことが可能なんだ!この力の出所さえ突き止めれば私の夢もきっと叶う……」と話し、二人の志を知ることで一緒に冒険する仲間になるのだ。
マルシルの夢とは一体何なのか?
それは今後の展開で明かされるはずだ。
イヅツミが仲間を助けてライオスは翼獅子と会話する
そしてダンジョン飯9巻の中盤では、見ただけで腰が抜けるほど好みの姿で現れるというサキュバスに襲われてパーティーが全滅……唯一自我を保てるイヅツミがひとりで難局を切り抜けるというエピソードが描かれている。
見捨てるという選択肢を選ばなかったイヅツミ……猫のように自由気ままだが、成長していると思える瞬間だった。
そしてライオスは意識を失っている間に翼獅子と会話したといい、その内容が「ライオスやはり今一度自覚を持て!この国の救世主としての自覚をだ!」というもの。
ミスルンの過去について描かれる
いっぽうでカナリアの隊長ミスルンはかつて迷宮の主だったという過去があり「私は食べ残されたんだ」と、感情や本能を削ぎ落された状態になったのはヤギの悪魔のせいであると描かれている。
ライオスは翼獅子に魔物と共存している夢を見させられ、ミスルンは同じように夢みたいな生活をした後に地獄を見た。
翼獅子の言葉をそのまま信じていいものなのか。
ライオスとカナリアが出会ったときに、どのような展開になるのか。
ダンジョン飯9巻はいつものように魔物を食べながらも、いろんな情報が含まれていて読みごたえがあって面白かった。