この記事では、このマンガがすごい2022で第4位にランクインしたオカルトバトル漫画『ダンダダン3巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
2巻ではオカルンの男の象徴が行方不明になったり、アクロバティックさらさらと呼ばれる近代妖怪が登場しました。
その続きとなるダンダダン3巻では、アクロバティックさらさらの悲しき過去や、予想だにしなかった展開、セルポ星人の再登場など盛りだくさんな内容になっています、
ダンダダン3巻のあらすじ
ネタバレ注意!ダンダダン3巻を読んだ感想
ダンダダンって、劇的な面白さがあるかといわれると、そうじゃないんですけど、明確な敵組織が登場しないまま物語が進んでいくのが、けっこう好きなんですよね。
家庭教師ヒットマンリボーンとか、結界師の序盤みたいな、次はどんな話になるんだろう、どんなビジュアルの敵が出てくるんだろう、みたいな楽しさ。
オカルンとモモの日常のすぐ側に不思議が隣接している雰囲気も良いですよね。
さて、ダンダダン3巻の前半では、勝利してすぐ次の話に移行するかと思っていたアクロバティックさらさらの、まさかの悲しすぎる過去が描かれます。
アクロバティックさらさらの都市伝説に、そういう曰くがあるわけではなく、もちろんフィクション。
アクロバティックさらさらが、なぜ愛羅のママだと執着しているのか、その理由が明かされています。
いくつもの仕事を掛け持ちし、ときには自分を商売道具にして、女手一つで娘を育てていたが、最後にはその愛娘を悪い男達に連れ去られてしまった悲しき女性の成れの果て。
化物になってしまった彼女。
幼い愛羅が、自分の母親と勘違いして「ママ」と呼びかけたことで、記憶の一端を思い出した。
予想していなかった胸を締め付けられる重い過去と、結末。
ダンダダンの中盤からは、モモの超能力が開花するきっかけになった宇宙人と再び戦うことになるんですけど…。
オカルンがターボババアを憑依するように、愛羅がアクロバティックさらさらを身に纏う展開が描かれるんですよね。
ドタバタラブコメのサブヒロインで落ち着くかなと思いきや、まさかの参戦で楽しくなってきました。
ダンダダン4巻の発売日
ダンダダン4巻は2022年3月4日に発売です。