自分は霊感も無いし、スマホで映像を見るぶんには平気ですけど、心霊スポットに行けるかっていわれたら多分無理くらいのホラー耐性レベル。
それでも、嘘か本当か分からない、理解の範疇を超えているオカルト話の面白さやワクワク感ってたまらないんですよね。
さて、今回紹介する怪異と乙女と神隠しは、都市伝説や怪異など、この世のモノではない不思議との遭遇を描いているホラー漫画です。
現実と虚構をミステリーちっくなストーリーに組み立てるのがうまいわけですけども、それ以上にムチムチ感とか太眉とかヒロインの魅力が限界突破している漫画でした。
怪異と乙女と神隠しのあらすじ
【ネタバレ注意】怪異と乙女と神隠しを読んだ感想
著者・ぬじまが描いた漫画
怪異と乙女と神隠しの著者・ぬじまさんは、歌うヘッドフォン娘や虎子あんまり壊しちゃだめだよを描いていました。
2024年4月よりアニメ化されている原作漫画
恐さとキャラクターを上手く組み合わせているホラー漫画
ホラーとマンガって実はあんまり相性良くないと思うんですよ。
今面白いよって言われているホラー漫画の多くは、サスペンスやミステリー系のいわゆるヒトコワに分類されるもので、ゾクゾクするような心霊的に怖い作品ってあんまり無いんですよね。
ホラー漫画を読む人って怖い話が好きで、耐性がある人だから、そもそもハードルが高くなっています。
かくいう自分も、子供の頃に読んだムヒョとロージーの魔法律相談事務所と地獄先生ぬ〜べ〜がトラウマ級で、その二つに匹敵する作品には未だに出会っていません。
恐怖って日常生活では体験しにくい感情じゃないですか?
甘みよりも、苦みや辛みのほうが順位をつけやすいのと同じで、優劣をつけやすくなってしまうんですよね。
じゃあこれからの時代、ホラー漫画はどう生き残るのか?
それこそ、ヒトコワの道に進むのは大正解。
他に挙げるとするなら、キャラクターを強くして、マンガの強みを活かすことだと思います。
怪異と乙女と神隠しは、作家兼書店員として働いているヒロイン・緒川董子が、とある出来事をきっかけに、非日常と遭遇することから物語が始まります。
ある日、董子は職場で“逆万引きの本”という本を手に入れました。
それは、いつ・誰が・なんのために・どうやって置いたのかわからない、増えていた謎の本。
その正体は呪歌が含まれている万葉集。
董子はそれを口に出して読んでしまったことで、若返りの力を手にしてしまうんです。
もちろんそれは肉体的な負担が大きく、死に関わります。
それを助けてくれるのが同僚の化野蓮という青年。
彼はいったい何者なのか?
都市伝説や怪異との関わりは?という部分が物語の肝になってくるんです。
普段は糸目で優男風な蓮が、開眼したときのカッコよさ。
董子さんに軽口をいう二人の関係性。
そして妹に見せる兄の姿など、ギャップもまた魅力になっています。
フェチを刺激する描写が豊富なホラー漫画
28歳巨乳お姉さんのムチムチ感。
太眉と泣き黒子。
若返りの力で色々とコントロールできる董子さんのヒロインとしての魅力がとんでもないことは言うまでもないんだけど、蓮の妹である乙ちゃんの黒髪ロングのお嬢様感もまた良い。
キャラクターに魅力を感じるホラー漫画はなんだか久々に出会った気がします。
読む前に期待していたホラーとしての怖さは正直物足りなかったんだけど、それを補って余りあるキャラクターの魅力と、フェチを刺激するぬじまさんの絵柄。
1巻の終わり方はなかなか強烈で、続きを早く読みたいと思わせるには十分すぎる描写でした!
ホラー漫画を探しているあなたにはもちろん、ムチムチな絵柄のヒロインが好きなあなたに超おすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】怪異と乙女と神隠し8巻の発売日
- Q怪異と乙女と神隠し8巻の発売日はいつですか?
- A
2024年6月11日発売予定です。
【無料】怪異と乙女と神隠しを試し読みする方法
怪異と乙女と神隠しは小学館が運営しているやわらかスピリッツで第2話まで無料で読めますよ!
最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画をいくつか紹介したいと思います。