2019年4月からアニメ化される漫画

狂斎1巻感想|「鬼気迫る画力」歴史の中で空想が広がる!天才絵師を描いた漫画が凄すぎた

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クラウドファンディングサイト・CAMPFIREで単行本応援プロジェクトが始動し、2019年1月12日に発売された狂斎はAmazonで売り切れ・書店で買えないという事態になった

すぐに人気が出ないと終わる・新人や実績のない作家に宣伝費がまわってこないことからこのプロジェクトが始まり、Twitterでは紙での販売が打ち切られたなど悲しい情報がまわってくる今の時代、凄く応援したくなる作品になっている。

狂斎の凄さはなんといってもその画力にある。ストーリーやジャンルよりもとにかく絵が好き・イラストが好きと言う人にぜひおすすめしたい。

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狂斎1巻のあらすじ



歌川国芳や駿河台狩野家などの元で修行を終えた、甲斐洞郁は、仕事なし・金なしの貧乏暮らし。毎日誰にも売れない絵を描き、酒に酔い潰れる生活を繰り返し、さらに奇妙な蛙が住み着くようになる。心の奥底では幼少期に絵の心得を示してくれた、亡き葛飾北斎への複雑な嫉妬心と、自分が世間に認めてもらえない鬱屈な気持ちは大きくなる一方で……。幕末~明治にかけて活躍した稀代の天才絵師・河鍋暁斎、空白の不遇時代を描く、画鬼道絵巻。

漫画情報まとめ

狂斎1巻の見どころ・感想

狂斎1巻ネタバレ画像

河鍋暁斎がモデル

狂斎のモデルとなっております河鍋暁斎は、幕末から明治にかけて活躍した絵師です。数多の絵師のなかでも資料が多く人物像がイメージしやすい絵師です。なので河鍋暁斎を知っている方ほどこのマンガの狂斎と実在の暁斎のイメージが乖離し、首をかしげるかもしれません。

実在の暁斎と狂斎のギャップを楽しんでいただけたら幸いです。

狂斎1巻のあとがきより

と作者本人がおっしゃているので、史実に忠実な歴史漫画ではないのだろうが、今の時代織田信長が女の子になっていたりするのだから、まともなほうだと思う。

私は歴史にも河鍋暁斎本人も知らなかったので全力で楽しめた。

画力に惚れる

他の作品には明確なストーリーの流れがあり、1巻を読めばどういう方向に進んで、こういう話が描かれそうだなということがなんとなくわかる。しかし狂斎では天才絵師が狂ったように絵を描くことが話の中心で、2巻がどうなるのかを想像できない。

もしかしたら河鍋暁斎に詳しい人には予想がつくのかもしれないが、私はストーリーよりもイラストブックのようなコマ割の美しさ、カバー裏のイラスト、墨汁で描いたかのような表現、線の強弱、濃淡に魅了された。

天才絵師が見えている世界

常に酒に溺れている狂斎は「酔うと見えんだ…たまに」「見えて描けりゃあ毒でもいい」と絵に酔っている男。それを間近で見ているもの嫉妬や惚れこむ様子。みなぎる自信。時代背景。どのページを見ても凄いとしか言えないのだ。

私は2巻の発売を待っている。
まだこの作品に出会っていないのであればぜひ手に取ってほしい。紙でも、電子でも私と同じく魅了されるだろう。絵だけで推せる漫画がここにあるのだ。



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マンガハック おすすめ漫画

狂斎と同じWEBマンガサイト・アプリ『マンガハック』からおすすめする漫画・私が気になっている漫画を載せておきます。

本屋で探す場合、これらの作品は近くにあると思うのでご参考までにどうぞ。

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