2020年注目の新作漫画

【姉の友人】忘れることのできない失恋を描く大人のGL短編漫画

5.0
姉の友人1巻の表紙画像

どれだけ好きな人がいても気持ちを言葉にしなかったら、その言葉を間違えてしまったら、恋は実らないかもしれないし、終わりを迎えてしまうかもしれない。

恋なんてものは千差万別で、綺麗ごとを並べても響かない人はたくさんいる。

というわけで、この記事では他人に完璧と思われてきた女性の複雑な心情や失恋、そして憧れを描く姉の友人という漫画を紹介したいと思う。

最初はお姉さんと年下の男の子という組み合わせの漫画かと思っていましたが、読んでみれば女性同士の複雑な恋愛感情が描かれている、ズドンと重みのある作品でした。

姉の友人の裏表紙画像
姉の友人の裏表紙画像

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姉の友人のあらすじ

初めて本当の恋を知った女三人の物語。
中学二年生のるり子は放課後、姉の元親友・今日子と会っている。

同級生とは違う、うっとりとするような甘い刺激に満ちた時間。

香水の匂いや、じっと見つめる瞳にドキドキしてしまうけど…お姉ちゃんと今日子さん、どうして絶交しちゃったの――?

姉の友人より引用

ネタバレ注意!姉の友人のストーリーや魅力

作者・ばったんさんの漫画

姉の友人の作者・ばったんさんはかけおちガールにじいろコンプレックスという漫画を描いています。

憧れと嫉妬と後悔が滲み出ている大人の百合漫画

本作は中学二年生のボーイッシュな少女・るり子が、姉の元親友である今日子に再会するところから始まる。

今日子はるり子の目から見て『大人のイイおんな』という存在で、会う度にくれるちょっとしたプレゼントにときめくと同時に、14歳の子供である事実を嫌というほど認識させられている。

るり子が今日子に抱く感情は初恋なのか、それともただの憧れなのか……いっぽうで今日子は『そうやって怒った顔も、ナッちゃんにそっくりね』とるり子にそっくりな姉の残像を追いかけていた

るり子の視点だと恋とは何たるかという階段を登っていく姿が描かれ、今日子とナッちゃんの恋愛では後悔と嫉妬が滲み出ている

大人と子供の恋愛が、一冊に綺麗に収まっているという凄さを味わえた。

姉の友人の今日子さんの画像
姉の友人の今日子さんの画像
©リイド社/ばったん

リアリティのある恋愛と言葉の重みを感じる

失恋というと片方が悪いふうに描かれてしまいがちだが、本作の場合は小さなことから歯車が狂ってしまってという現実味のある失敗が描かれている。

失恋を描いた作品なのだから重みを感じるのは当然のこと……でもそれはけっしてドロドロとしたものではない。

他人は今日子に対して完璧だとか、欲しいものを全部手にいられる存在だと好き勝手いうけれど、それは本人からしたらどうなのか?

姉の友人を読んでいると、そもそも本当の恋とは?なんて普段考えないことをチクリと刺激されるから新鮮だった。

姉の友人の今日子さんの画像
姉の友人の今日子さんの画像
©リイド社/ばったん

煙草のケムリをまとった女性の色気を存分に味わえる姉の友人は、ストーリーの構成や表現力ともに、かなりハイレベルで読んでよかったと思える短編漫画だった。

姉の友人の出版社や連載誌

姉の友人はリイド社が運営しているWEBマンガサイト・トーチwebで連載されていたので、書店で探すのならニュクスの角灯パンダ探偵社という漫画の近くにあると思いますよ。

姉の友人に興味がある人は、てだれもんらメジロバナの咲くという漫画も気に入ると思いますよ。

くろごま
くろごま

以上、姉の友人の紹介でした

漫画以外の商品レビューは【ゴマロク】のほうでしているので、興味がある人はそちらのブログもよろしくお願いします。
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