2020年注目の新作漫画

【カラオケ行こ!】合唱部に所属する少年がヤクザに歌を教えることになる短編漫画

5.0
カラオケ行こ!の表紙画像

ギャグ漫画は初見殺し。
ページをめくる手が止まらずに、すぐさま2周目に突入する漫画は、マジで面白い。

今回紹介するカラオケ行こ!は、まさに何回も読める漫画で、合唱部に所属する少年がヤクザに歌のコーチを頼まれて、気づけば友情が育まれているみたいな、絶対に組み合わさる事がない設定を違和感なく一冊にまとめあげている凄い作品です。

ヤクザの怖さも、思春期男子の心の不安定さも、言葉の掛け合いの面白さも、たった1冊で全部表現されている凄い短編漫画でした。

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カラオケ行こ!のあらすじ

聡実は、刺青を彫られるのが怖いヤクザの狂児に絡まれて歌唱指導をすることになる。

歌ヘタ王の回避を目指す彼にしぶしぶ協力をするが、そこで奇妙な友情が芽生えはじめ?

カラオケ行こ!より引用

ネタバレ注意!カラオケ行こ!の内容や魅力

作者・和山やまさんの漫画

カラオケ行こ!の作者・和山ヤマさんは各漫画賞に名を連ねた短編集『夢中さ、きみに』や2020年に単行本が発売されたばかりの『女の園の星』という漫画を描いています。

自分がもうファンになっていると自覚させられる短編漫画

誰しも好きなアーティストや、芸人っていると思う。
声が好きだと、どんな歌も自分好みに感じる。
構成やテンポが好きだと、他のネタも笑いのツボにささる。
価値観が似ていると、ファンになりやすい。

ただ、漫画の場合は作品を好きになることはあっても「あの作者の新作だから絶対に買わないと!」ってなることって、実はそんなにない。

作者によっては描くジャンルも、キャラクターの性格も、雰囲気もガラッと変わるので、表紙を見て好みだったら買う程度。

でも和山やまさんの漫画はこれで3作品目だし『カラオケ行こ!』という絶妙にダサいタイトルでも安心して買えるのは、自分がシュールな世界観の虜になってしまっている証拠だろう。

カラオケ行こ!の画像
カラオケ行こ!の画像
©和山やま/エンターブレイン

本作は合唱部に所属する少年が、ヤクザのお兄さんに歌のコーチをしてくれと頼まれる話。

絶対音感を持っている組長主催のカラオケ大会で、ビリだった者は手彫りの刺青という恐ろしい罰が待っているという恐怖。

ヤクザという設定を活かしつつ、合唱部に所属する少年が抱えている事情なんかもちゃんと描かれていて、短編漫画としてのクオリティがめちゃくちゃ高い。

シリーズ物を積読してしまう人とか、アタマを使わずに読める漫画を探している人に超オススメなので、興味がある人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

カラオケ行こ!の出版社

カラオケ行こ!は和山やまさんの同人誌に描き下ろしを加えて1冊に編集したもので、エンターブレインのレーベル『BEAMCOMIX』より出版されています。

書店で探すのなら、王様ランキングの近くにあると思いますよ。

本作に興味がある人は、極主夫道サラウンドもオススメです!

漫画以外の商品レビューは【ゴマロク】のほうでしているので、興味がある人はそちらのブログもよろしくお願いします。
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