漫画ランキング2019!今年1巻が発売された注目タイトル

児玉まりあ文学集成感想「漫画との融合」文学少女との少し変わったラブコメ

児玉まりあ文学集成1巻画像

トーチwebで連載中の、文学と漫画という近いようで遠い二つを融合させた作品『児玉まりあ文学集成』が2019年4月19日に発売された。

児玉さんはまるで詩のように改行の多い話し方をするという一文にあるように、文学の構成要素である記号や比喩、語彙をテーマにした話が描かれているのだ。

ラブコメ好きにもぜひおすすめしたい作品になっている

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児玉まりま文学集成のあらすじ


比喩・記号・語彙――文学の構成要素をテーマに孤高の才能が描く、静寂と浮遊感、とびきりのポップ。
詩情あふれる台詞と画面、ミステリのような叙述トリック、近いようで遠い存在である文学と漫画が、かつてないほど接近した注目作!

児玉まりあ文学集成1巻より引用

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漫画情報まとめ

児玉まりあ文学集成の感想と魅力

表紙以上のインパクト

SNSの購入報告を見かけて気になっていた作品。タイトルは忘れていたものの黄色の強さだけは覚えていて本屋で真っ先に目に入ってきた。

児玉まりあ文学集成というタイトルから短編集なのかと思っていたが、それはどうやら違うようで単行本の売れ行き次第では今後も続いていくであろう。そしてそう願っている作品だ。

私が何に驚いたのかというと表紙の絵柄が本編でも続いていることだ。表紙と中身でキャラデザが変わるというのはありえること。サインペンで描いたような太線がこの作品の魅力となっている。

絵柄が独特ってっだけでも個人的にはかなり魅力でした

文学と絡めたストーリー

話も文学と融合しているとあってかなりクセがある。例えば1話目では「木星のような葉っぱね」と児玉さんが呟くように「意味はなかった。でも今私が喩えたからこの宇宙に今まで存在しなかった葉っぱと木星の間の関係が生まれたの。言葉の上でだけ。これが文学よ」と話すのだ。

比喩だけではなく、語彙力という話題からしりとりを延々とつづけたり。疑問符という話題から新しい記号を考えたりと、着眼点がなかなかに面白い。

そして児玉さんの遠回しで文学的な好意と不思議な少年のちょっぴりとラブコメな展開もある意味予想外の連続でとてもよいのだ。

それぞれに参考文献がある

比喩の話ではアンドレ・ブルトン『溶ける魚』、しりとりの話ではオーギュスト・ブランキ『天体による永遠』、記号の話では芥川龍之介『煙草と悪魔』などそれぞれの話に参考文献が記載されており、これが文学との融合と話す所以だ。

読んでいくうちにストーリーの奇抜さだけではなく、キャラクター自信に謎と魅力を感じる児玉まりあ文学集成。こういう作品が生き残るようになってほしいと漫画好きとして願うばかりだ。

トーチweb おすすめ漫画

児玉まりあ文学集成と同じWEB漫画サイト『トーチweb』からおすすめする漫画・気になっている漫画を載せておきます。本屋で児玉まりあ文学集成を探す場合、これらの作品の近くにあると思うのでご参考までにどうぞ。

サザンと彗星の少女


地球の青年は赤い髪の少女に導かれ遥かなる宇宙へ……

300年後の世界。破滅を呼ぶ生命体。巨大船の謎。
夢と浪漫の王道SF!!

他惑星へ出稼ぎに出ている地球の青年サザンは、
ある夜、赤い髪の少女・ミーナと出会う。
彼女は体内に強大な力を秘めており、
そのエネルギーを狙って腕自慢の盗賊たちが次々と襲ってくるという。
再会を約束した日、何も言わずに姿を消したミーナ。
彼女を追う中で「破滅を呼ぶ生命体」の存在を知ったサザンはー

オールカラー&フルアナログ作画! 

サザンと彗星の少女上巻より引用

パンダ探偵社


不治の病でパンダ化しつつある半田と、先輩・竹林の探偵物語。変身病患者の切なくも救いある決断を描くアン・ヒューマン・ドラマ。

パンダ探偵社1巻より引用
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