写真加工してしまえば素人目にはプロが撮影した写真との違いがわからないくらい、スマホカメラのクオリティは高くなりましたよね。
スマホを持っている=カメラを持っているのと同義で、インスタグラムやTwitterなどのSNSをみていると、写真や動画は趣味をこえた日常生活の一部になったなって実感します。
さて、今回紹介するmonoは、パノラマカメラやアクションカメラを手にした女子高生が、漫画家のお姉さんと出会ったことをきっかけに、一緒にゆる~い旅行を楽しむアウトドア漫画。
趣味はもっと気軽に楽しんでいいんだよ!というスタンスで描かれている、読んでいてほんわかする漫画でした。
monoのあらすじ
【ネタバレ注意】monoを実際に読んだ感想
作者・あfろさんが描いた漫画
TVアニメ化決定されているマンガ
パノラマカメラを相棒に旅行や日常生活が描かれる
今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介はmono!
けいおん!が数多のヲタクに楽器を始めさせたように、敷居の高かったキャンプを身近な趣味へと変貌させたゆるキャン△の作者・あfろさんが描く新作趣味マンガですよ。
まぁ描いている内容はキャンプをしない旅行なので、ゆるキャン△とそこまで違いは無いんですけど、メインテーマとも言えるカメラが特殊で、そこがまた魅力になっています。
カメラと聞くと想像するのは一眼レフ。
とは言っても、自分は別にカメラに詳しくないのであれなんですけど、レンズがめっちゃごっついやつ。
ちょっと写真撮ってもらえますか?
って言われて渡されたらめちゃくちゃ困るやつ。
カメラが主役の漫画って聞いたらアレだと思うじゃないですか?
monoで描かれるのはなんとパノラマカメラなんですよ。
いわゆる360°カメラとも呼ばれる、円形で広範囲の写真が撮れるやつ。
それを使用しているからこそ、珍しい構図で旅行や日常描写が描かれていたりして、読んでいて楽しいんですよね。
作中ではヴィータという名称で描かれているパノラマカメラ。
これはおそらくRICHOのシータがモデルになっていて、現実にあるものを作中に落とし込んでいるのもまた、あfろ先生の漫画って感じで凄くいいと思います。
微百合の雰囲気がおいしいきらら系漫画
カメラを始めたきっかけは写真を撮る先輩の姿に憧れたから。
本作の主人公・雨宮さつきの被写体のほとんどが先輩の姿。
写真よりも先輩が大好きだったのに、その先輩が卒業してしまった後日譚的な状況から物語が始まります。
残されたのは写真部にいる目的を失ったさつきと、親友・霧島アンの二人だけで、新入部員はゼロ。
しかも、アンは写真に興味があるわけではなく、さつきのことが好きで入部しただけという同じ穴の狢。
先輩が作った思い出の場所を失わないために、二人は活動していくことになり、その一歩目としてさつきはカメラを購入するんですけど、入金しても商品が発送されないという詐欺にあってしまいます……。
出品者の住所を調べると、近くの駄菓子屋だと判明。
二人が直談判しに行った結果、店からでてきたふわふわっとした眼鏡のお姉さん・秋山春乃。
そのお姉さんの職業がなんとマンガ家で、春乃に次回作のモデルになってほしいとお願いされる、マンガ家漫画の一面も兼ね備えています。
綺麗な景色を見て、美味しいものを食べて、ゆるキャンと同じく山梨の名所を巡る。
monoはゆるキャン△と同じく地域に寄り添う作品。
どうしてもハードルが上がってしまうアウトドア趣味の入り口に、やさしく導いてくれるゆる~い雰囲気が魅力の漫画に仕上がっていますよ。
穏やかな雰囲気の漫画が好きなあなたにはもちろん、旅行漫画を探しているあなたにも超おすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】mono4巻の発売日
- Qmono4巻の発売日はいつですか?
- A
2024年4月25日発売予定です。
【無料】monoを試し読みする方法
monoは芳文社が運営しているCOMICFUZで第3話まで無料で読めますよ!
最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画をいくつか紹介したいと思います。