この記事では2021年7月よりアニメ化されるラブコメ漫画『死神坊ちゃんと黒メイド12巻』のネタバレ注意な見どころを紹介したいと思います。
11巻ではシャロンが目覚めて感動の再会が描かれました。
その続きとなる死神坊ちゃんと黒メイド12巻では、とうの昔に亡くなり幽霊となった坊ちゃんの祖父母から呪いをかけられた真相が明かされます。
死神坊ちゃんと黒メイド12巻のあらすじ
雷雨の夜、坊ちゃんとアリスのもとに現れた不思議な来訪者たち――彼女たちの正体は…?
そしてついに、坊ちゃんが呪いをかけられた真相が明らかに!
一人の魔女と一つの呪いの、真実に迫る第12巻!!
ネタバレ注意!死神坊ちゃんと黒メイド12巻を読んだ感想
死神坊ちゃんと黒メイドもついにアニメ化。
2021年7月からということで楽しみですね。
3DCG系はあんまり好みじゃないんですけど、ティザーPVをみたらあんまり違和感なくて、もとの絵柄がそのまま映像化されているようでむしろ嬉しかった。
さて、死神坊ちゃんと黒メイドも12巻にもなると、物語がだいぶ透明化されてきました。
誰が坊ちゃんに呪いをかけたのか?
何が目的で呪いをかけたのか?
という物語の肝だった謎解きもほとんど終わりに近づいています。
12巻では、すでに亡くなっている坊ちゃんの祖父母であるリズとヴィクトルが幽霊として登場し、その口からシャーデーの人物像について語られます。
リズが亡くなり、生きる目的を失っていたヴィクトルの前に現れたシャーデーは、20年分の寿命を対価に、死後に若い見た目を保ったまま一緒にいられる契約を迫りました。
愛妻家であるヴィクトル。
迷いなく20年もの寿命を捨てたことで、シャーデーに興味を持たれるんですが、彼の友達に向ける優しさが次第にシャーデーを狂わせることに。
心を読めるシャーデーはつねに孤独。
最強の魔女は誰からも愛されたことがない。
愛してほしい。
それがいつの日か嫉妬に変わり、シャロンや坊ちゃんに矛先が向いてしまった。
シャーデーのせいで孤独を知り、共感できてしまう坊ちゃんはシャロンに同情し、涙を流します。
二人がどんな言葉を交わすのか。
対峙する瞬間が楽しみですね。
リズの底抜けに明るいところとか。
ヴィクトルのイケおじな風貌とか。
この夫婦のやりとりをもっと見たかった。
今回限りではなく、ほんわかするような二人の旅行エピソードが描かれるのを期待しています。
死神坊ちゃんと黒メイドの読者におすすめの漫画


