この記事では、アニメ化が決定し、このマンガがすごい2020で第7位にランクインしたファンタジー漫画『王様ランキング8巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
7巻ではヒリングを守るために罪人たちと戦う、ボッジの主人公として大活躍する場面がようやく描かれましたが、王様ランキング8巻では冥府の王・デスハーがどういう人物なのか、過去やその目的が明らかとなっています。
王様ランキング8巻のあらすじ
ボッス王国へ乗り込んだ冥府の王・デスハー。
対峙するドーマスとホクロの運命はいかに!
そして、デスハーが目論む真の目的とは!?
一方、ボッジとカゲもギガンとともに「冥府への入り口」へと迫っていた。
ネタバレ注意!王様ランキング8巻を読んだ感想
ファンタジーとかバトル漫画の悪役キャラって、戦闘狂とか自己中心的であることが多い。
王様ランキングにおける配役だと、てっきり冥府の王・デスハーがそういう感じなのかと思っていたんだけど、この8巻で印象が全く変わった。
王様ランキング8巻はドーマスとデスハーが対峙している場面から始まるが、圧倒的な強者である彼にとって、たかが戦士の一人など眼中にない。
狙っているのはミランジョ。
そして、その先にいる魔人の存在。
ボッジと相見えて、弱者であった少年が、自分の弟に鍛えられて目の前にいるという現実を楽しみ、デスパーの「あなたではボッジ君にかないませんよ」という分析を受け入れる器量がある。
行動の理由や過去をちゃんと描いているのが、王様ランキングの魅力。
デスハーは決して善人ではないけれど、責任を理解している、紛れもない王様だった。
そしてボッジは、かつて自分を死へと追いやったドーマスと再会する。
ボッジは過去を受け入れて前に進むことができるのか?
また、オウケンが不老不死になった経緯は?
ボッジの母親が殺され、ミランジョが倒された描写など、気になることも多く描かれている。
悪知恵が働く厄介な小悪党との戦いや、ミランジョの心意がどう描かれるのか、これからの展開を楽しみに待ちたいと思う。
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