良い部屋見つけた!って思っても、実際に住み続けないと分からないのが引っ越しですよね。
隣人がヤバイやつかもしれないし、ネット回線が終わってるかもしれないし、もしくは心霊現象が頻発する事故物件かもしれません……。
さて、今回紹介する変な家は、オカルト専門ライターの主人公のもとに舞い込んだ、間取りに関する相談から始まる、人の闇を想像してしまう不動産ミステリー漫画です。
50万部を突破している人気小説のコミカライズということで、想像させるのがとてもうまく、物語がどういう結末を迎えるのか続きが気になるヒトコワ系ミステリー漫画でした。
変な家のあらすじ
【ネタバレ注意】変な家を読んだ感想
原作者・穴雨さんの小説
ヒトコワ系怪談に似た魅力を持つ不動産ミステリー漫画
物件探しをする際に、一応調べておきたいのが事故物件か否か。
大島てるという物件公示サイトを利用すれば、事件事故があった、もしくは心理的瑕疵のある物件はおおむね回避できるでしょう。
とはいえ、住んでみなければ本当に良い物件なのかは分かりません。
過去に事件事故はなくても、なぜかみんな引っ越してしまうとか、怪談では定番の話ですからね。
変な家はジャンルでいえばミステリー漫画なので、内容を詳細に語るのは控えさせていただきます。
読んでからの楽しみを奪うわけにはいきませんから。
先に述べておくことがあるとすれば、ミステリー小説のコミカライズなので文字量は多めなのと、わかりやすく怖い!ってなる漫画じゃないってことですかね。
これに関しては、この漫画どうこうってよりも、あなたがどういう漫画を求めているかの好みの話なので、ストーリー性よりもインパクト重視なら他の漫画をおすすめします。
さて、変な家はオカルト専門ライターの主人公に、間取りに関する相談を持ち掛けられたところから話が始まります。
閑静な住宅街に建つ二階建ての中古物件。
駅からも近いし、自然も多い。
明るくて開放的な内装だし、中古だけと築年数も浅い。
ただ一つ気になるのが、謎の空間が存在すること。
普段から怪談を聞いたり、心霊映像を視聴している自分からすると、お札だらけの部屋とか想像してワクワクするんですけど、そういう系統の話ではありません。
この部屋で犯罪が行われていたんじゃないか?
人の闇を想像させられるお話が展開されていきます。
主人公はオカルト好きな建築設計士に話を聞き、この空間がなんのために利用されたのか、この家の歪な間取りの謎を追求していくわけですが……。
家の付近で実際に事件があった。
ただの想像のはずが、現実味を帯び始めていくんです。
いやいや、そんなことあるわけ……。
って思いつつも、現実は小説よりも奇なりですからね。
これ、最後どうなるんだって好奇心をくすぐられる漫画でしたよ。
完結してから一気読みするのも選択肢になる漫画
漫画の連載は単行本の売り上げに左右されます。
ですから、必ずしも著者が想定していた物語進行になるとは限らないんです。
この漫画は一気読みしたほうが面白いんだろうなって思いつつも、単行本を発売日にしっかり購読するファンがいなければ、そもそも面白い漫画は完成しないんですよね。
でも、変な家の場合は1冊の原作小説をもとに描かれているので、連載期間が短く、単行本の数も少ないと予想されるので、打ち切りを心配する必要がありません。
結局、ミステリー漫画で一番面白い瞬間は一番最後ですからね。
私のように1巻から追いかけてもいいけど、完結してから一気読み、なんなら文字量が多い漫画が平気なら原作小説を読んでもいいかもしれません。
ホラー&ミステリー漫画が好きなあなたにおすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】変な家3巻の発売日
- Q変な家3巻の発売日はいつですか?
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2024年3月8日発売予定です。
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