漫画を読んでいると、このキャラが主役の物語があったらいいのにって思うことがけっこうあります。
でも、いざスピンオフ漫画を読んでみれば、やはり作者が違うので期待外れに終わることも多いんですよね。
さて、今回紹介するオカルトちゃんは語れないは、2017年にアニメ化されている亜人ちゃんは語りたいのスピンオフ漫画で、主人公・高橋鉄男の姪である高橋陽子の少し不思議な日常が描かれていきます。
アニメには登場していないキャラなので原作ファン以外にハマりにくい難点はあるんですけど、本編からラブコメを引いて、ホラーと科学的要素を増強した作品になっていて、ちゃんと面白い漫画に仕上がっていました。
オカルトちゃんは語れない1巻のあらすじ

この世は不思議なものばかり!!
心霊、妖怪、超科学、都市伝説など、あらゆる”オカルト”の裏には、どうやら「亜人」の存在が…!?
語りたくても語れないオカルトちゃんたちの声がヨーコとざしこに届く時、未知なる世界のトビラが開きます!!
【ネタバレ注意】オカルトちゃんは語れないを読んだ感想と内容紹介

原作監修・ぺトスが描いている漫画
オカルトちゃんは語れないの本編である、亜人ちゃんは語りたいの作者であるぺトスさんは、2024年現在はゴールデンマンの原作を担当しています。


魅力①.高橋陽子と座敷童の亜人・ざしこが主役の物語
今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介はオカルトちゃんは語れない!
先述しているように、デミちゃんのスピンオフ漫画になるわけですけども、こういう作品には本編を未読でも楽しめるのか?みたいな疑問に答える必要があるので言っておきますと、個人的にはどのスピンオフ作品も本編を読んでからのほうが、間違いなく楽しく読めると思いますよ。
まぁ、そもそも本編を読まずにスピンオフ作品を読む人がどれだけいるのかって話ですけども、一応ね。
世界観がリンクしていますし、スピンオフ作品に本編のキャラが登場すると、主人公とサブキャラの立場が違うから、また違う雰囲気を味わえて二度楽しいんですよ。
さて、亜人ちゃんは語りたいの主人公・高橋鉄男の姪である陽子には、座敷童のざしこという亜人が視えています。
本編では陽子も、ざしこのこともすでに語られましたけれども、いわゆる霊能者という存在らしく、本作ではオカルトと科学的な視点が、亜人ちゃんは語りたいより濃く描かれています。
高橋先生に亜人が寄ってくるのなら、陽子にはオカルトが寄ってくる。
隙間女、メリーさん、花子さんなどが第1巻では登場しますけども、怖いだけでは終わらず、科学的な思考から亜人の正体が導き出されていきます。
相馬先生の力を借りるのは本編と相違ありませんが、そこに文化人類学の紙村あきらという新キャラが加わることによって、独自の物語が構築されていました。
魅力②.原作リスペクトな絵柄が凄く良い
ぺトス先生は監修として携わっているだけで、原作も作画も別の方が担当していると知ったときは驚きましたよ。
それくらい、ぺトス先生が描いていると錯覚するほど雰囲気が本編に近くて、ぜんぜん違和感を覚えませんでした。
自分自身、スピンオフ作品って読んだり読まなかったり。
本編が好きならマストバイって言えるかって問われたらけっこう微妙で、ファンブックと同じ立ち位置だと思っているんですけど、オカルトちゃんは語れないは、本編の主要キャラの魅力をより濃くさせていて、デミちゃん好きにはぜひとも読んでほしい漫画になっていました。
亜人ちゃんは語りたいの原作漫画が好きなあなたにおすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】オカルトちゃんは語れない9巻の発売日

- Qオカルトちゃんは語れない9巻の発売日はいつですか?
- A
2023年2月20日に発売されました。
【無料】オカルトちゃんは語れないを試し読みする方法
オカルトちゃんは語れないは講談社が運営しているヤンマガWebで第1話まで無料で読めますよ!

最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画を紹介したいと思います。
