週刊少年ジャンプとは思えないほどスプラッタな漫画がキタ!!
この記事では少年ジャンプ+で連載されていたファイアパンチの作者・藤本タツキが描くダークファンタジー漫画『チェンソーマン』の感想や魅力を紹介します!!

表紙がかなりド派手なんですけど…
親の借金返済で人生を費やしてきたド底辺の男が、悪魔のポチタとともに悪魔を殺す。
欲望に忠実なその姿は雑誌を間違えているのでは?と思うほど…。
しかしチェンソーマンはこのマンガがすごい2020で第4位にランクインするなど、2019年に単行本1巻が発売された漫画のなかでもかなり面白い漫画でした。


頼むからジャンプで生き残ってくれ!
チェンソーマンのあらすじ
悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。
ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!
チェンソーマン1巻より引用
ネタバレ注意!チェンソーマンのストーリーと魅力
作者・藤本タツキさんの漫画
チェンソーマンの作者・藤本タツキさんは、少年ジャンプ+で連載されていたファイアパンチという漫画を描いていました。
悪魔がいる世界でひたすら不幸な主人公
本作の主人公・デンジの人生は借金地獄。
亡くなった父親がつくった借金を返済する毎日に、デンジは疲弊していた。
そんなときに出会ったのが悪魔のポチタ。
犬のような見た目で必死にデンジに威嚇しているが、その姿は弱弱しく、怪我をしていて「噛め!悪魔は血ィ飲めばキズ治るって聞いたことがある!死にたくないなら噛め!」とポチタの恩人になったことで力を貸してもらい、デビルハンターとして生きながらえてきたのだ。
だが犬みたいに従順に借金を支払ってきたヤクザに、デンジは裏切られて殺されてしまう。

救いがなさすぎる…
普段からデンジは「悪魔には死んだ人の体を乗っ取れるヤツもいるらしい」と、もしも自分が死んだ場合の話をポチタにしてきた。
夢か現か「……俺の体奪えたか?」とポチタに話すデンジ。
しかしポチタの答えは「私の心臓をやる……かわりにデンジの夢をみせてくれ」というものだった。
表紙に描かれている姿はデンジがポチタに力を借りた姿で、悪魔との戦いはまさにゾンビ映画そのもの……ジャンプ漫画とは思えないほど荒々しくてそれがまた魅力になっている。
ヤクザの犬から公安の犬になる
デンジはヤクザ相手に大暴れした後、一人の女性と出会う。
彼女の名前はマキマ。
女性を知らないデンジは、彼女の優しさにコロッと落とされてしまうのだが「悪魔として私に殺されるか、人として私に飼われるか」という選択肢を与えられ、デンジの犬扱いは続いていく。

主人公が単純すぎる!!
チェンソーマンの主人公は類をみないほど欲望に忠実!そしてヒロインたちがまたドS系なのだ。
チェンソーマンの評判は?
上記にも書いたように次にくるマンガ大賞2019では第2位に、このマンガがすごい2020では第4位と、漫画好きの間では知らないものはいないくらい有名になっている。
最近のジャンプ系はダークな魅力を秘めているものが多い。
呪術廻戦、約束のネバーランド、鬼滅の刃…。
個人的にはチェンソーマンはこれらの漫画に続いていく作品になると思っている。
欲望に忠実でバカ丸出しの主人公が悪魔と戦っていく……物語が深堀されていくのはこれからがとても楽しみな漫画だ。
チェンソーマンの出版社と連載誌
チェンソーマンは集英社が刊行している漫画誌・週刊少年ジャンプで連載中です。
本作を書店で探すのなら、呪術廻戦やDr.STONEという漫画の近くにあると思います。

以上、チェンソーマンの紹介でした!