この記事では週刊少年ジャンプで連載されていた大人気ダークファンタジー漫画『チェンソーマン8巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
7巻では各国の刺客がデンジを狙う混迷を極める展開となったけれど、チェンソーマン8巻では悪魔たちが平静を失うほど恐ろしい地獄の世界へと誘われ、敵の狙いがマキマを殺すことだと明らかになります。
チェンソーマン8巻のあらすじ
クァンシと特異課の間でデンジをめぐる攻防が続く中、不気味なサンタクロースが、真の目的へと動き始める!!
凶気と悪意に満ちた禁忌の契約が結ばれる時、悪魔さえも恐怖する、絶望の世界への扉が開く。
ドス黒い闇夜に、デンノコ悪魔の絶叫が響き渡る!!
チェンソーマン8巻より引用
ネタバレ注意!チェンソーマン8巻の見どころ&感想
チェンソーマン8巻は、中国からの刺客・クァンシたちがデンジを襲っている間に、デビルハンター見習いの青年・トーリカが、師匠が使役する呪いの悪魔の力『釘を4回相手に打ち付けることで命を奪う』の最後の一回を成し遂げる場面から始まる。
トーリカと師匠は仲睦まじい師弟関係のように思えたが、この女性こそがマキマが警戒していたドイツのサンタクロースで、トーリカもまた人形にされてしまうのだがその描写がエグイ。
精巧な人形に作り替えるコツが人間にしか持ちえない感情を与えること。
サンタクロースの「敬愛・崇拝・哀憐・そして隠し味は罪悪感」という言葉の並びと、これまでの関係性を想像させる描写がまぁしんどい。
そして彼女はデンジ(チェンソーの心魔)たちを地獄へと引きずりおろし闇の悪魔と契約を果たすのだが……。
悪役にありがちな、世界征服とか漠然と力を求めるのではなく、一個人をターゲットにしてしているという驚き。
魔人たちが銃の悪魔なんかよりもずっとヤバいと恐怖する闇の悪魔を前にしても平然を装うマキマさんは一体何者なのか。
ここにきてマキマさんの不気味さが一気に膨らむような展開だった。
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