テレビとかユーチューブの罰ゲームとして定番の昆虫食……うわぁと思いながらも、ちゃんとした料理なら食べてみたいと、好奇心がくすぐられている自分がいる。
今回紹介するアタマの中のアレを食べたいは、たくさんの生物を飼育している漫画家夫婦が、ジビエや昆虫食など未知との遭遇を楽しんでいるグルメ漫画。
前ページフルカラーで真面目に食レポしているので、普通の料理漫画よりも食べてみたい衝動に駆られて、しかも夫婦のやりとりも微笑ましくて凄く良かった。
アタマの中のアレを食べたい第1巻のあらすじ
ネタバレ注意!アタマの中のアレを食べたいを読んだ感想
作者・アサギユメが描いた漫画
アタマの中のアレを食べたいの作者・アサギユメさんはサジちゃんの病み日記を描いていて、旦那さんはマルセイ!!や秘密のレプタイルズを描いている鯨川リョウさんとのことです。
ゲテモノ料理のなかでもマイナーなものが描かれている
ゲテモノといえば虫料理や爬虫類料理。
興味はあってもなかなか手が出ない部類だ。
想像するのは海外の食文化なんだろうけれども、日本でもハチの子やイナゴの佃煮は有名な食べ物だし、マグロの眼やチラガー(豚の顔)は逆に驚かれそう。
ようは子供のころから見慣れているか、そうでないかってだけで、ちゃんと料理すれば美味しく頂ける食材。
アタマの中のアレを食べたいでは、1巻からトナカイやウーパールーパーなど、思いもよらない生き物が食べられていて「どんな味がするんだ……」という好奇心がくすぐられる。
サバイバルや生き物を飼育している動画をよく見る自分としては、読んでいてかなり楽しい内容。
生物を飼育している人たちの食材への尊敬を感じられる
アサギユメさんは数種類のカエルや海水魚、フクロウや犬を飼育していて、さらに旦那の鯨川リョウさんはカワウソ・ペンギン・フェネックなど「個人でいけんのか」というレベルの生物を数多く飼育しているというから驚きだ。
派手なリアクションをせずに、ただ味わっている。
個人的にこの淡々とした食レポが良かったと思う部分で、生き物が好きな人からすると、テレビのおおげさなリアクションってめちゃくちゃ嫌だと思うんだけど、この漫画にはそういうのが無かった。
ラブコメ好きの自分としては、のろけ話なんかも読んでいてニンマリできたし、他の漫画よりも少しお高めではあるものの、すぐさま続きを読みたくなるくらい満足度が高かった。
ジビエや昆虫食に興味がある人や、生き物が好きな人にめちゃくちゃオススメなので、興味がある人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
【最新刊】アタマの中のアレを食べたい7巻の発売日【完結】
- Qアタマの中のアレを食べたい7巻の発売日はいつですか?
- A
2024年7月19日発売予定です。