2022年注目の新作漫画

【スイカ】シュールな世界観に怖さが吹き飛ぶ新感覚ギャグホラー漫画

3.0
スイカ1巻の表紙画像

漫画のジャンルで一番難しいと感じるのはホラー。
音が無いってだけで、怖さは半減。
いきなりバンって脅かす演出も、漫画では無理があります。

映画や動画、小説や怪談。
受け手の想像力が情報を補完することで、怖さが高まり、ホラー作品は完成します。

しかし、漫画では「音が鳴った」程度で読者を怖がらせるのは不可能で、ヒトコワの話を描くか、それ以外の道を模索するしかありません。

さて、今回紹介するスイカは、相反するものと思われた恐怖と笑いを組み合わせ、まるでコントを読んでいるような新感覚で驚いた漫画です。

テンポよく進む1話完結のショートストーリー、昭和のホラー漫画っぽい表情やリアクションと雑なノリで描かれるオチがクセになります。

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スイカのあらすじ

あらすじ

怪奇現象や幽霊の目撃情報が絶えない呪われし丑光高等学校。

この学校に赴任してきた関西人教師・園のクラスには丑光高校に伝わる百七不思議の一つ、
物部スイカという小学生?が居座っていた。

オカルト的な噂を一切信じない(信じたくない)園だったが、スイカに気に入られたことで
不可解なトラブルや事件に巻き込まれていく…。

独特な絵柄とシュールなギャグセンスがクセになる、笑って怖い一石二鳥のホラーギャグ漫画!

ネタバレ注意!スイカを読んだ感想

スイカ1巻の画像
スイカ1巻の画像
©森とんかつ/講談社

端的に言えば変だけどクセになる漫画

ホラーギャグ漫画と銘打っているとはいえ、多少の怖さは存在するんだろうと思って読み始めたら、一瞬で恐怖が駆け抜けて、笑いがやってきました。

百七不思議が存在する高校に赴任してきた関西人教師・園渚。

多いな!とは、もはや誰もツッコまない百七不思議のひとつ・何故か一緒に授業を受けている小学生・物部スイカに巻き込まれる形で園は多くの不思議に遭遇します。

スイカがどんな漫画なのかといえば、『ギャルと恐竜』と『見える子ちゃん』と『女の園の星』を足して2で割った感じですかね。

主人公が関西弁だから、突拍子もない出来事に対するリアクションもデカいし、キレがよくて面白い。

よくよく見れば、面白いことなんて何も言っていないのに、面白く感じさせる関西弁の強さが発揮されています。

また、1話完結のショートストーリーが多いのも、テンポの良さを重視したギャグ漫画らしい構成だなと感じました。

片足の指先だけしかホラーに踏み込んでいない

昭和の漫画みたいな、夢に出てきたら普通に怖い絵柄。
キューピー人形だって暗闇で直視できるか?と、聞かれれば無理でしょう。

なのに、HEY!とかSHOCK!とか。
ゴシック体で書かれる英語の擬音の違和感が凄くて笑えます。

話の終わらせ方もやや強引で、この雑な感じが逆にクセになる。
爆笑必至ではなく、ニヤッとなるくらいの緩い面白さ。

怖いものが苦手で読むのを迷っている人は安心してください。
ホラーには片足どころか、指先しか、かかっていませんから。

これで、怖いと感じるならもうホラーに挑戦するのは止めた方がいいってレベルで優しいです。

スイカを無料で試し読みする方法

スイカは講談社が刊行している漫画誌・月刊good!アフタヌーンで連載中なので、マガポケより無料で第1話を試し読みできます。

漫画以外の商品レビューは【ゴマロク】でしているので、そちらもよろしくお願いします。
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