夜という世界観と雰囲気が最高すぎる!!
この記事ではだがしかしの作者・コトヤマの最新作!週刊少年サンデーで連載中のよふかしラブストーリー『よふかしのうた』の感想や魅力を紹介します!

表紙の雰囲気最高すぎんか?
初めて夜の世界を散歩した中学生が、美しい吸血鬼に出会い、自分も吸血鬼になりたいと願い、退屈な毎日におさらばするというラブストーリーです。
よふかしのうたのあらすじ
不眠が続く中2・夜守コウは、ひとり外に出た夜、美しい吸血鬼・七草ナズナに出会う。
「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」
彼女とのふたりきりの夜ふかしがコウの運命を大きくかえていく。
ふたり、たのし、夜ふかしラブストーリー開幕!
ネタバレ注意!よふかしのうたを読んだ感想
作者・コトヤマの漫画
作者・コトヤマさんはだがしかしという漫画を描いていました。
夜の世界を知る不登校で不眠の主人公
よふかしのうたと聞いて思い浮かぶのは、Creepy Nutsがオードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアーのテーマソングとして制作した”よふかしのうた”なのだが、コトヤマさんは許可をとって同名タイトルをつけたらしい(上記の動画を見てくれ)。
本作の主人公・夜守コウは不登校にして不眠が続いている14歳の中学生。
そんな彼は、初めて夜に散歩をして『夜ってすごい。ただ歩いてるだけで楽しいんだ』と今まで見たことなかった景色を知る。
コウが学校に行かなくなった理由は告白してきた女子を振ったら、他の女子から糾弾されて、突然何もかもが嫌になったということ。
そんな彼は真っ暗のなかで目立つ“お酒”の自販機に吸い込まれるように指が伸びていくのだが「あれぇ?君いくつ?ハタチ過ぎているようにはみえないけどなあ?」と当然声をかけられるのだ。
真っ黒の服を身にまとった変な女。
だが「ここは夜だぜ?自由の時間だ。自分を解放させないと満足なんかできないぜ?少年」と、この変な女の口車によってコウは自由を知るのだ。
変な女の正体は吸血鬼だった
その女は「あたしは眠れない人間の相談に乗って、その悩みを解決したいんだ」と話し、誘われるがままにコウは女の部屋に着いていき、布団のうえで寝たフリをする。
コウはそのときに血を吸われて、女の正体が吸血鬼であることを知るのだが「どうして俺は吸血鬼になっていないんですか?というか吸血鬼にしなかったんですか?」という疑問が浮かぶのだ。
その女にとって吸血は食事であり、その度に眷属が増えたらたまったもんじゃないと。
だが眷属を増やす方法はあって「人が吸血鬼になる方法…人が吸血鬼に恋をすることだ」と話すのだ。
夜ふかし推奨の言葉がとにかくカッコいい
やりたいことも、なりたいものもなかったコウは、せめて正しくはあろうとつまんない生活のなかで頑張っていた。
だがその吸血鬼は「今日に満足できるまで夜ふかししてみろよ。そういう生き方も悪くないぜ」とコウに新しい価値観や考え方を与えるのだ。
初めてなりたいものができたコウは、七草ナズナと名乗る吸血鬼に「俺に恋をさせてください」と頼んで、一緒に夜ふかしをする関係になるのだ。
クールなお姉さんにみえて意外とピュアな七草ナズナ、そして年齢相応な少年である夜守コウの物語がどのように紡がれていくのか、とても楽しみな作品だ。
よふかしのうたを無料で試し読みする方法
小学館が刊行している漫画誌・週刊少年サンデーで連載中なので、サンデーうぇぶりから無料で第3話まで試し読みできます。
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