情報量が多い漫画とか、謎が明かされると思ったら、逆に深まっていくみたいなファンタジーが好き。
今回紹介する最果てのソルテはまさにそのタイプで、ファンタジーでは友達のはずの魔法が危険視されている世界観とか、タイムリープしているキャラクターがいたりと、壮大の物語を感じさせる内容となっています。
最果てのソルテのあらすじ
幼い頃、旅をした。
長い長い旅だった。
時間と空間すら歪める「魔法汚染」に蝕まれた世界。
幸運なソルテの冒険が始まる!
水上悟志流“ハイファンタジー”開幕!!
ネタバレ注意!最果てのソルテを読んだ感想
作者・水上悟志さんの漫画
年間で3作品もないレベルで面白いファンタジー漫画
第1巻が発売されてすぐに、漫画好きの間では話題になったんだけど、自分が通っている書店では入荷していなくて、購読が遅くなってしまった。
読んでみるとこれがまぁワクワクするような設定の連続。
新作漫画は結構読むほうだけど、ファンタジーだと年間で3作品くらいしか無いんじゃないかってレベルで今後の展開が気になるような面白さだった。
2018年の図書館の大魔術師。
2019年の王様ランキング。
2020年の葬送のフリーレンなど。
第1巻が発売された年が記憶に残るくらい、頭一つ抜けて好きな漫画になると思う。



孤児の少女が“幸運のソルテ”と呼ばれるまでの冒険譚
普段自分は面白いって言葉をあんまり使わないようにしているんだけど、最果てのソルテはそれくらい良いファンタジー漫画。
主人公のソルテは孤児。
しかも、育ての親だと思っていた村長に、奴隷商に売られそうになる悲運から物語が始まる。
そんな彼女が“幸運のソルテ”と呼ばれるまでの過程が描かれていくストーリーだ。
タイムリープしている妖精・セレンは魔法少女に変身させる
ソルテの相棒・妖精のセレンは、いわゆるタイムリープをしているらしい。
人生2周目というのは割と見る設定ではあるけれど、それが主人公ではないとなると、また話が変わってくる。
セレンは魔法のトラップで時空をぶっ飛ばされて、出会ったところからやり直しをさせられたと話すんだけど、その先にどんな困難が待ち受けているのかは未知数だ。
セレンはソルテたちの行動を把握していて、先に攻略法を伝えるんだけど自分の知らない展開に遭遇することもあって……。
タイムリープをしているんだけど物語を飛ばしている感覚が無いのは、読んでいて凄いと思ったし、セレンのちょっとおバカな性格が本当に可愛い。
死にたがりのフィロとモグラのおじさん・ブラック
ファンタジーでは常に友達みたいな魔法が、最果てのソルテでは『悪』とされている。
魔界という未知の世界を冒険するサルベイジャーや、魔法に関わる者を取り締まる神罰騎士団など、オリジナルの職業があるのもまた魅力だろう。
世界は魔法汚染という超常現象で溢れていて、ソルテと一緒に冒険するフィロは闘神の呪いで不死身に、ブラックは精霊病でモグラの姿になっている。
彼らの旅路にどんな困難が待ち受けているのか?
魔界の果てでソルテは何をみるのか?
それぞれのキャラクターエピソードが深堀されるのが楽しみでならない。
ハイファンタジーが好きな人に超オススメなので、興味があるのならぜひ読んでみてください。
【最新刊】最果てのソルテ3巻の発売日

- Q最果てのソルテ3巻の発売日はいつですか?
- A
2023年12月8日発売予定です。
【無料】最果てのソルテを試し読みする方法
MAGGardenが運営しているWEBマンガサイト・MAGCOMIで連載中なので、1話を無料で試し読みすることができます。


