「なにも理解らないは攻略情報を調べずにマイクラのハードモードに挑戦しているみたいな漫画です。」
異世界転生漫画において、明らかにチート能力なのに不問とされている言語翻訳機能が存在しないだけでなく、記憶喪失状態で始まるわけですから、これからどうなるんだってワクワク感が凄いんです!!
✔ハイファンタジー漫画好き必読!
✔過酷な環境を冒険する物語にワクワクする!
✔何が起こるか分からない緊張感が最高!
「ちょっと気になる…」と思ったそこのあなた!
今すぐ『なにも理解てきない』をチェックしましょう。
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なにも理解らないのあらすじと作品概要

あらすじ
目が覚めると、見知らぬ世界にいた。記憶はなく、出会った少女が語る言葉も理解不能。果たしてここはどこなのか? 自分は何者で、なんのために生まれたのか? 生き延びたければ「理解」せよ。異世界コミュニケーション・ファンタジー、開幕!!
- Q出版社や連載先はどこですか?
- A
芳文社が運営しているCOMICFUZで連載です。
- Q7Liquid先生の過去作品は?
- A
なにも理解らないが初の単行本化作品です。
- Q最新刊の発売日はいつですか?
- A
連載期間から予想すると、2026年7月以降になると思います。
なにも理解らないを実際に読んだ感想や内容は?

魅力①.初期装備マイナス状態から始まる異世界転生
なにも理解らないはガチで面白い漫画でした。
異世界転生どころか、本格的なファンタジー漫画と比較しても、ここまで世界観の創り込みに気合いが入っている漫画は、なかなかお目にかかれませんよ。
私は異世界転生漫画を読んでいて、言語が通じる翻訳機能ってチート能力じゃないの?と、純粋に疑問に思ったことはあるんですけど、それを削ったら読者に話が通じないかと納得しました。
一種の、暗黙の了解ですよね。
それを気にしてたら物語にならないよって。
じゃあ、それを中心に物語を組めばいいんじゃね?
って逆転の発想で描かれているのが、なにも理解らないなんです!
とはいえ、それだけじゃ唯一無二と言えないのが、マンガ家というクリエイターのすごいところで。
魔王様に召喚されたけど言葉が通じないは、タイトル通りに会話が出来ない主人と大型犬みたいな関係が微笑ましい異世界転生ラブコメ漫画ですし。
ヘテロゲニアリンギスティコは新人言語学者がモンスターの会話を研究するストーリーが魅力の本格的なファンタジー漫画なので、意外と言語に着目している異世界ファンタジーはあるんですよね。


じゃあ、主人公に記憶喪失を付属しようって+αの設定が、タイトルのなにも理解らないを加速させています。
異世界転生の魅力である超わかりやすいチート能力を貰えないどころか、自分の記憶すら奪われた、初期装備マイナスからハードコア異世界生活を始めないといけません。
自分はこの世界でどう生きていくか?
そんな悩みがちっぽけに感じるほど、それ以前に明日生きれるかわからない緊張感があるんです。
魅力②.可愛い意外に何もわからないヒロインのみゃーさん
そんな主人公・りょうたの不幸中の幸いは、遭遇した第一村人が学者気質のみゃーさんだったことでしょう。
向こうからしたらりょうたは得体の知れない不審者。
最大限の警戒をしながら、なんとか意思疎通をはかろうとするりょうたの一挙手一投足を見守る聖女っぷり。
難易度鬼レベルのジェスチャーゲームを経て、二人は互いの名前を認識することに成功します。
その過程の濃密な情報量がもう面白いんですけど……。
みゃーさん側の言語には、『や』と『ら』を除いて、や行とら行の発音が存在しないという世界観の難易度を自らあげる設定を出してきたのには驚かされました。
独自の言語を描く漫画って、キャラには何を言っているか伝わっていないけど、読者には日本語翻訳をつけている場合がほとんどのなか、なにも理解らないは読者もちんぷんかんぷんなんです。
みゃーさんの表情や身振り手振りから、りょうたが気づいたことを共有されるだけなのが斬新でした。
魅力③.SFチックな謎のアイテム
異世界転生では中世ヨーロッパ風の街並みで描かれることが多いなかで、なにも理解らないのアフリカの少数民族感や広大な砂漠を選択しているのも挑戦的で私は凄い好きですよ。
現代社会でも日本と海外の先住民族では、衣食住の何から何まで違いますから、りょうたが転生した場所がたまたま異世界のアフリカみたいな場所だったのかもしれませんし……。
それでいてSFチックな謎のアイテムや文明の痕跡があるのだから、これから物語がどう進んでいくのかワクワクが止まりません!!
世界観がしっかりしている漫画が好きなあなたにはもちろん、異世界転生なんてどれも同じでしょって思ってるあなたにも読んで欲しい、読み応え抜群な超本格的なファンタジー漫画でした!
なにも理解らないの評価や口コミを調査しました!
発売から1週間以上が経過した2025年11月13日時点でAmazonレビュー数が28。
星5が95%、星4が5%と世間的にもかなり高い評価を得ています。
SNSを巡回していても「可愛い絵柄からは想像できない本格派」「設定のつくりこみが凄い」「いちから言語と文化の造形が進んでいくのが面白い」など、概ね私の感想と同意見が溢れていました。
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