この記事では月刊アフタヌーンで連載中の藝大受験漫画『ブルーピリオド6巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します!
5巻では試験と同時に龍二について描かれていましたが、ブルーピリオド6巻では二次試験から合格発表まで受験編最高潮の内容が展開されていました。
ブルーピリオド6巻のあらすじ
ネタバレ注意!ブルーピリオド6巻を読んだ感想
体力の限界が蕁麻疹を引き起こすだけでなく“目”の痛みとしてあらわれてしまった八虎。
桑名さんと世田介くんの助けを借りてなんとか会場まで辿り着いた八虎の目に入ったのは、バスローブを身にまとった女性だった。
そう、二次試験はモデル課題。
1次試験の自画像が受験生自身への解釈を問われていたとするならば、二次試験の内容は受験生の美意識・価値観・哲学全てを問う課題だと八虎は理解する。
しかし目の痛みでそれどころではない八虎は、一日目に大きく出遅れてしまいます。
ただ、何もしなかったわけではなく「裸=ありのままをテーマにしようと思ってるんすけど…やっぱ弱いっすよね?」と大葉に相談し、頭痛を軽減するために対策します。
八虎は『あなたが青く見えるならりんごもうさぎの体も青くていいんだよ』という森先輩の言葉や『裸も裸を愛そうとする人間の自由さも醜さも全て愛しいじゃない?』という龍二の言葉を思い出す。
八虎は自分にとってのありのままも、みんなにとってのありのままだと思い込んでいた。
自分だけの世界をつくりあげることに意識を向けることで、すべてをさらけ出す覚悟が決まります。
ブルーピリオドが始まった当初から藝大に受かった時点で物語は終わるのか?
という疑問があったがどうやらその心配は無いようだ。
新しい人間関係に、今度はどういう壁にぶつかるのかなど、楽しみは尽きないどころか、森先輩との再会がどう描かれるのかなどワクワクがとまらない。
泣きそうになり、読後の余韻がもの凄いことになったブルーピリオド6巻はまさに最高の漫画だった。