【あそびあそばせ】表紙詐欺から始まり闇鍋みたいに予測不能なガールズコメディ漫画

漫画の表紙にはどういう作品なのか、情報が詰まっています。

著者の絵柄やセンス、漫画のジャンルや雰囲気など。

ある程度漫画を読んでいると、表紙を見れば自分好みかどうか分かりますし、それに伴って、ハズレだったっていう経験も減ってきます。

さて、今回紹介するあそびあそばせは、外国のお嬢様が日本の遊びを学ぶ部活？きらら系みたいな百合っぽい雰囲気？と思わせておいて、中身はシュールな世界観のギャグ漫画。

私みたいに表紙買いする人間を見事に欺く。
いわゆる表紙詐欺漫画の代表格です。

美少女のすることじゃないガチの顔芸や腋臭ネタなどギャグ漫画としてぶっ飛んでいて、さらにシリーズの中盤からは意外性のある設定が追加されるなど面白い漫画でした。

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あそびあそばせのあらすじ

ネタバレ注意！あそびあそばせを読んだ感想

著者・涼川りんさんの漫画

あそびあそばせの作者・涼川りんさんはりとる・けいおすを描いていました。

ギャグ漫画らしからぬ混沌とした世界観が面白い

1巻の表紙には金髪美少女。
裏表紙に記載されているあらすじには最低限の情報。

自分はてっきり『お嬢様学校に転校してきた外国の女の子がちょっとおかしな日本文化を学ぶ』くらいの作品だと思って購入しました。

しかし、読んでみれば「表紙詐欺じゃねーか！」と素でツッコんでしまうほど、シュールなギャグが連発する漫画で、非日常な出来事が連発するカオスな世界観が広がっています。

過去にアニメ化されている漫画だと、日常や男子高校生の日常みたいに、キャラクターのテンションがめちゃくちゃ高くて、美少女であることを忘れるレベルの変顔をかましてきます。

遊び人研究会こと通称“あそ研”。

リア充になりたい華子のくだらない願望で作られた部活は、両親は外国人だけど日本生まれ日本育ちのオリヴィアと、秀才に見えるけどそこまで頭が良くない香純の三名が所属しています。

ミステリアスで馬鹿なキャラクターが多く、あそ研が非日常に振り回される様子は見ていて面白い。

吸血鬼という設定が物語の印象を大きく変える

あそびあそばせの凄いところは、漫画の世界観や展開に慣れ、表紙詐欺のバフが終わったころに、新しく吸血鬼という設定を追加してくること。

ギャグ漫画は途中で飽きてしまうこともよくあるけれど、こういう変化が出せる漫画は魅力的です。

キャラクターの掛け合いよりも、コントみたいなおかしな状況で笑わせてくる漫画が好きな人にオススメなので、興味がある人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

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