この記事では月刊フラワーズで連載中の大人気ミステリー漫画『ミステリと言う勿れ5巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
4巻では広島での相続争いの話が完結し、ライカという謎の美女が登場しました。
その続きとなるミステリと言う勿れ5巻では、そのライカの暗号に従っていくうちに、子供を救う“炎の天使”という都市伝説じみたトラブルに遭遇する展開が描かれます。
ミステリと言う勿れ5巻のあらすじ
ネタバレ注意!ミステリと言う勿れ5巻を読んだ感想
土手から転げ落ちたことで検査入院することになった久能整。
そのときに、暗号を病院内に残していたライカという謎の女性に出会いました。
ミステリと言う勿れ5巻でも、彼女の暗号を用いたメッセージは描かれていて、事件に導かれるように物語が進んでいくことで、ますますライカの謎が深まります。
5巻で描かれる事件は、放火。
炎の天使が子供を虐待する親を焼き殺しに来る。
天使は美しく、お香の香りをふりまくという都市伝説。
親を殺してほしい子供が、家の壁にマークを描くと天使が来てくれるという話。
そのマークがある放火現場に、ライカの暗号によって整は導かれます。
ライカは多くを語らない。
説明を求める整に「見たとおりだ。うちの病院にもある。南の外壁に」と、自分が入院している場所が火事になるかもしれないと、ライカは話します。
整の「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿って知ってます?桜は傷つけたら枯れちゃうんですよ?」というセリフに対してライカは「桜は傷つけちゃダメで、梅は傷つけてもいい?」という返答をする。
自分の言動や善意が必ずしも正しいとは限らないと考えさせられる、そういう描写が散りばめられていてすごい作品だと実感させられる内容でした。
漫画だからこそできる表現。
予測不能な、事件の真相。
自分は考察とかしない人間なので全然いいんですけど、人によってはこのオチを受け入れられないかもしれませんね。