この記事では2022年10月よりTVアニメ化され、累計2600万部を突破した大人気ダークファンタジー漫画『チェンソーマン16巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
15巻では、料理人然としている落下の悪魔とチェンソーマンの激闘が描かれました。
その続きとなるチェンソーマン16巻では、普通の日常や幸せを手に入れたデンジにつきまとうチェンソーマン協会や公安に悪魔に、様々な思惑が入り乱れる展開となっています。
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チェンソーマン16巻のあらすじ
普通の生活を続けるか、チェンソーマンとして生きるのか…？
突きつけられた究極の2択を前に、心が定まらないデンジ。
一方、キガから衝撃の事実を聞いたアサは!?
拡大するチェンソーマン教会、デンジに近づく謎の女──思惑が入り乱れ、事態は混沌へ!!
- 134話 普通の幸せ
- 135話 センチメンタルドライブ
- 136話 普通の日々
- 137話 チューチューラブリームニムニムラムラ
- 138話 ソードマン
- 139話 イスの気持ち
- 140話 天秤
- 141話 普通の人生プラス
- 142話 デンジファンクラブ
- 143話 がおー
【ネタバレ注意】チェンソーマン16巻を読んだ感想
公安の脅しで普通の生活を強いられるデンジは虚無感を募らせる
あなたは今、幸せですか。
って問われたらどう答えますか？
自分は客観的に見てYesと答えてしまうんだろうけど、内心的にはNoなんですよね。
過去を振り返ってみれば、実家が貧乏だったわけでも、病気を患ったわけでもないし、失敗はあれどもそれは自分の責任だし、不幸だと言うのは何か違う。
かといって幸福かと聞かれたら、それもまた頷き難くはあるんですよね。
欲望はとどまるところを知らないと言いますけど、本当にそう思いますし、幸福な状態を維持するのはすごく難しいんです。
さて、そんな前置きを話したところで、チェンソーマン16巻がどんな内容だったかといいますと、得も知れぬ不安感に襲われる、デンジを馬鹿には出来ないと同情してしまう展開が描かれていきます。
チェンソーマンになったらナユタの死体を見ることになると脅されて始まった普通の生活。
デンジはチェンソーマンになってみんなにちやほやされたい承認欲求とナユタを天秤にかけて、大人しくすることを選ぶわけですが、周りはデンジをほっといてはくれません。
チェンソーマンを崇めているはずのチェンソーマン協会は、自分たちの行動を正当化するべく、チェンソーマンの影武者を用意して、テレビの中継で崇高な理念を語らせるんです。
それだけでなく、デンジに恩義を感じてチェンソーマンの助けになろうとしている三鷹アサが、チェンソーマン協会の広告塔として地位と名声を獲得しはじめ、デンジは虚無感をつのらせていきます。
戦わなくていいし、普通の生活が一番のはず。
それでも与えられたものと、自分で手に入れたものでは、ありがたみが違いますよね。
しかも、デンジにはスターになって全てを手に入れれる可能性だってあったんですから。
麻雀でいうところの役満聴牌を流されたわけですから、デンジもそういう顔をしますわ。
デンジの護衛を務める三船フミコが登場
珍しく元気が無いデンジですけど、そんな空気感は長くは続きません。
というのも、デンジの後輩兼護衛役の三船フミコという女性が、なかなかイカレていました。
初対面でデンジの息子を握ったり、字面が酷すぎる歌を熱唱したり、デンジをイスにしたり……。
それでもチェンソーマンではなくデンジのファンだと話すんですから、悪い人ではなさそうですけど。
なんでデンジの周囲には変なやつが寄ってくるんでしょうね。
協会に巣食う悪魔に変身できるウェポンズが登場
チェンソーマン16巻の表紙に描かれているのは須郷ミリ。
チェンソーマンの信者であることに違いはないんですけど、彼の口からウェポンズという悪魔になれるコミュニティの存在と、協会幹部は全員そのメンバーだという一枚岩ではなさそうな情報が明かされます。
須郷ミリの口車に乗せられて協会を訪れたデンジはそこで、バルエムという男に出会うわけですが……。
デンジが三鷹アサの知り合いだと知ると、三鷹アサを殺せばチェンソーマンが戻ってくるのかと脅してきます。
公安にはナユタを、教会にはアサを人質に取られているようなもので、デンジの立場は詰んでますね。
協会と公安と悪魔と、混迷を極めるこの状況。
誰がデンジを助けてくれるのかなんて考えてたら、最後にクァンシでてきたんですけど！！！！
本人ですよね？
勝手に死んだものだと思ってたんですけど、これはサプライズでした。
【最新刊】チェンソーマン17巻の発売日
- Qチェンソーマン17巻の発売日はいつですか？
- A
発売間隔から予想すると、2024年4月以降になると思います。
