この記事では約3年ぶりに新刊が発売となった日常系漫画『よつばと!15巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
14巻ではとーちゃんの妹・小春子が登場しましたけれど、よつばと!15巻ではよつばの小学校入学に向けて絵具やランドセルを選ぶ姿が描かれています。
よつばと15巻のあらすじ
変わる時代。変わらない毎日。
深く、静かに、そして広く、長く読み継がれて18周年――。夏から始まったよつばたちの世界にも、いつしか冬が訪れる。
そして、ある出来事をきっかけに小岩井家の日常が、優しく滲む。
14巻に渡る穏やかな波のうねりが、光のように砕け散る15巻!
全256ページの増ボリュームで、約3年ぶりの新刊をお楽しみください。
よつばと15巻より引用
ネタバレ注意!よつばと15巻の感想と見どころ
よつばと!15巻が約3年ぶりに発売されました。
1巻の発売からは18年近くが経過しているって、何気に凄いことですよね。
たくさんの新刊を読んでいますけど、15年後まで連載している漫画なんて、週刊少年ジャンプですらもう出てこないだろうなと思います。
刊行ペースの遅さはもはや言うまい。
15巻の帯に書いてある“普通という奇跡”という言葉が、よつばと!にピッタリ&表紙の雰囲気がめちゃくちゃ良かった。
なんでもない日常を、これだけ面白く描くって凄いなと、読むたびに思います。
さて、よつばと!15巻は時間の流れを感じる巻でした。
恵那の絵具を羨ましがったよつばが、使った後に片づけるを条件に購入してもらったり。
小学校入学まで残り4か月と迫って、風香に「完全に出遅れてますよ、お父さん」と急かされてランドセルを選びに行く話では、よつばがランドセルを背負っている姿に感動していたり。
少しずつだが、着実に時間が進んでいる。
というか、よつばが小学生になるのか…。
その4ヶ月がいつまで続くかは分からんけども、とーちゃんの姿と相まって、涙が出そうになった。
その他にも神奈川県茅ケ崎市の海に石拾いに行く話が描かれていて、これ楽しいのか?と疑問に思っていたとーちゃんが、色んな形の石に夢中になっている姿にはほっこりした。
電子書籍化も準備中ということで、子供にも読まれる漫画になってほしいですね。
数少ない、家族で回し読みできる漫画だと思っていますから。