この記事ではマンガ大賞2019で第6位にランクインした探偵漫画『北北西に曇と往け4巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
3巻ではフレイヤという人物を探しながらミチタカの裏の顔に迫るような内容が展開されました。
その続きとなる北北西に曇と往け4巻では、フレイヤに辿り着いたことで、ミチタカに話を聞かなければならないという慧の意識の変化が描かれています。
北北西に曇と往け4巻のあらすじ
ネタバレ注意!北北西に曇と往け4巻を読んだ感想
あらすじでは一冊まるごとリリヤに焦点を当てた……と書いてありますが、半分くらいはミチタカとフレイヤと慧についてのエピソード。
2巻で清がアイスランドに訪れたときみたいな感じにはなっていません。
北北西に曇と往け4巻では慧とシグルーンがフレイヤに辿り着き「人が死んだ。何人も。原因は分からない……ただ、必ずミチタカがそばにいた」と、ミチタカの話を直接聞く様子が描かれています。
慧にとってはミチタカの殺人を疑う人間が二人目。
しかもフレイヤの憔悴しきった様子から、勘違いだとは否定せず、直接話を聞こうと行動します。
しかしミチタカは何を思ったのか、ふらっと慧に会いにアイスランドに来た時のように、行方が分からなくなってしまった。
まぁ、リリヤ回といっても、過去や単体のエピソードが描かれているとかではなく、リリヤと慧がいつものごとく喧嘩していたり、魅力や美しさを感じる描写が多めになっているだけ。
ミチタカが行方不明になったとき、慧は体調不良のなかでも探しに行こうとしますが、それをなだめて、あやすようなリリヤの表情は本当に惚れます。
4巻の最後には慧がいらいらさせるから楽器が鳴らなくったとガチへこみするリリヤを連れて、ジャックと三人でドライブに……。
そこで慧はリリヤのご機嫌取りに務めることになりますが、慧は清が推しているプリン君人形を渡しています。
……まさかそういうことなのか?
ミチタカが行方不明になってミステリの部分はどうなるのか。
今後の展開を楽しみに待ちたいと思う。
北北西に曇と往け(最新刊)5巻の発売日
発売間隔から予想すると、北北西に曇と往け5巻は2021年1月ごろだと思います。