この記事では2019年6月よりNetflixでアニメ化された7SEEDSの田村由美さんが描くミステリ漫画『ミステリと言う勿れ6巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
5巻ではライカという謎の少女と出会い、炎の天使が起こす事件に巻き込まれるという展開になりましたが、ミステリと言う勿れ6巻では姉の死の真相を探している犬堂我路が登場します。
ミステリと言う勿れ6巻のあらすじ
過去の事件に繋がりがある可能性に気付いた整。
彼は、病院で知りあった少女・ライカに相談するが、なぜか彼女と一緒に出掛けることに……。
そして、横浜で起きた連続女性殺人事件を追うある人物が⁉
ミステリと言う勿れ6巻より引用
ネタバレ注意!ミステリと言う勿れ6巻の見どころ
ライカとの仲を深める久能整
老若男女いろんな方向に刺さる説教、もといしゃべりが魅力のミステリと言う勿れ。
5巻で物語を大きく動かしたライカという少女が何者なのかはまだ語られないし、本作の登場人物は皆がミステリアスで、久能整の細かい性格をつくった環境や要因なんかもまだ謎のままだ。
そんなミステリと言う勿れ6巻は、久能整がライカに星座のアクセサリーについて相談を持ち掛けるところから始まる。
その記憶のとっかかりに確信があるけでもなく、気のせいかもと話す整にライカは「整くんが気になるなら何かあると思ったほうがいい」と強い眼差しを向けているのだ。
整とライカは知り合って間もない。
そんな二人が初詣に一緒に行き、焼き肉を食べに行き、事件に巻き込まれる……。
道中で『カップルに見えてる。絶対見えてる』と気にしたり、トレードマークの天パをヘアアイロンでストレートにしてみたりと、珍しく大学生らしい姿が描かれていて印象的だった。
愛珠がいた痕跡を辿る犬堂我路
そしてミステリと言う勿れ6巻の後半では、だれが愛珠を死に近づけたのか……亡き姉の痕跡を辿る犬堂我路たちの姿が描かれている。
我路の記憶にあるのは強く美しい愛珠の姿……だが、調べていくうちに明らかになるのは闇カジノでバイトをしていたり、“もうすぐ亡くなる私へ”という手紙を書いていたり、精神的に弱っていることだった。
愛珠のことを調べているうちに我路は、平成のキリサキジャックと呼ばれた羽喰玄斗という男の事件に巻き込まれることになる。
そこで愛珠にカウンセリングをした先生の存在が明らかとなり、しかも星座のアクセサリーを所有しているという……。
過去の事件が繋がり、未来はどう交わるのか。
今後の展開からも目が離せない。