この記事では2016年にアニメ化&2017年に映画化されている大人気将棋漫画『3月のライオン17巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
16巻では零とひなたの関係性の変化や獅子王戦について話が展開されていきました。
その続きとなる3月のライオン17巻では、島田研の弟分でライバル同士である零と二海堂の戦いや、あかりさんによる超飯テロ回が描かれていきます。
3月のライオン17巻のあらすじ
【ネタバレ注意】3月のライオン17巻を読んだ感想
二海堂視点で描かれる島田研の弟分対決
今回はどれくらいぶりですか?
約2年ぶりに発売されたとのことで、こんだけ間隔が空くと、逆に新鮮な気持ちで読めますよ。
自分は1手目から何を動かせば分からないレベルで、将棋について何も理解していないわけですが、それでも戦況を楽しめているんですから羽海野チカ先生は凄いですよね。
ただ、ぽちぽち駒を動かすだけの将棋漫画だったら、自分は読み続けていないと思います。
激重・激深な人間ドラマと、盤上で何が起きているのか分かりやすいエンタメ描写。
その二つがあるから魅力的なんですよね。
そんな3月のライオン17巻は獅子王戦の零と二海堂の対局から描かれていきます。
いつもの如くポーカーフェイスの零ですが、盤上では元気いっぱいに二海堂を揺さぶります。
生後6か月のジャック・ラッセル(テリア)という表現めっちゃ好きだし、この一局を零視点じゃなくて、ライバルの二海堂視点で描いてるのに感嘆しました。
この登場人物全員が主役って感覚。
これこそが3月のライオンの凄さですよね。
対局後に島田研の面々から気持ち悪がられるくらい、仲良くなった二海堂と零のやりとりが、もうめっちゃ可愛くて素敵で、きらきらしててたまりません!
ライバルがいるから強くなれる。
じゃあ、そのライバルが強すぎたら……。
残酷だけど、現実でもよくある問いかけに対して、結果に腐らなければ結局はどっちも輝くと、月と太陽になぞらえた言葉は心に沁みました。
あかりさんによる超飯テロ回が描かれる
3月のライオン17巻の中盤にはあかりさんの日常回が描かれるわけですけども、これがそこら辺のグルメ漫画よりも飯テロしてきて超ヤバかった。
なんなら零と二海堂の対局の印象がかすんでしまうレベル。
自分は読み終わってすぐに、我慢できなくて、コンビニに串団子買いに行きましたからね。
こういうの読むと商店街っていいよな……。
ってしみじみ思いますよね。
近所に和菓子屋さんとか、揚げ物屋さんがあったら絶対常連客になるし、めっちゃ太る自分が容易に想像できてしまいます。
後書きいわく、3月のライオンもラストスパートらしい。
約2年に1冊ペースですから、後何年続くか分かりませんけども、二海堂が元気なまま完走してくれたらいいなって心の底から思う17巻でした。
【最新刊】3月のライオン18巻の発売日
- Q3月のライオン18巻の発売日はいつですか?
- A
発売間隔から予想すると2025年以降になると思うので、詳細が分かり次第追記します。