この記事では2025年12月4日に発売された大人気SFファンタジー漫画『ワールドトリガー29巻のネタバレ注意な感想』を書いています。
第28巻では若村麓郎にヒュースが厳しい現実と努力論を叩き込むビジネス書ばりの話が展開されました。
その続きとなるワールドトリガー第29巻ではその一件に対するA級隊員たちの評価や、隊長評価から修への優しさを感じたり、第一試験最終日の内容が明かされたりしています!
ワールドトリガー29巻のあらすじ
若村が厳しい指摘を受けた夜が明け、試験6日目開始!
若村隊はヒュースの知識で分担課題を順調に進めていく。
一方、諏訪隊は修による負担の少ない作戦でこの日の特殊シミュレーション演習に臨むが──!?
ワールドトリガー29巻は何話から何話まで?
ワールドトリガー29巻は第248話『若村麓郎④』から第257話『遠征選抜試験㊽』まで収録です。
【ネタバレ注意】ワールドトリガー29巻を読んだ感想

見どころ①.麓郎の一件に対するA級隊員の評価は?
漫画大好き人間の私ですが、特定のキャラを好きになったり、影響を受けたりすることはほぼありません。
しかし、ワールドトリガー28巻の努力論の話は自分のことを言われている感覚を受けましたし、これまで香取葉子のところの隊長くらいの認識だった若村麓郎への好感度が爆上がりしました。
たぶん、ほとんどの人がそうだったんじゃないですかね。
アフタートークでヒュースは麓郎のフォローを日佐人に頼んでいます。
メンタルケアも万全ですし、その会話の中で『麓郎さんが臨時隊長に選ばれたのはなんでだと思う?』というシンプルな疑問に対して教官候補の可能性を推測しています。
正隊員に対して訓練生が多すぎる問題。
C級隊員からB級隊員に底上げできるかどうか。
香取みたいな優等生には不可能だし、修も特殊すぎる。
その中で麓郎が一歩ずつ前進できるなら……。
その経験を伝える役割と価値はあまりにも大きいとヒュースは期待しています。
で、読んでいる間はすっかり忘れていましたけど、試験中の内容はしっかり査定されていて、麓郎とヒュースの会話内容も例にもれず、A級隊員たちがしっかり見ていたようです。
風間さんなんかは『指摘が具体的でいい。もう少し厳しくてもよかった。』と評価するいっぽうで、答え与えすぎじゃね?後輩の前でボコボコに言うのはどうなの?的な意見もあってすごかったですよ。
個人的にグサッときたのは真木さんの『意志薄弱で自分に甘い。人にアドバイスをもらうことを努力にカウントしてそう』は、厳しいって。
女性陣が鬼教官すぎて、読んでいて心が痛みました。
その流れで麓郎応援勢の時枝が話していた「うちの親にはゴールじゃなくてベストスコアを目指せってよく言われてましたね」は、完璧主義な私にはよく刺さりました。
見どころ②.諏訪さんの優しさを感じる隊長評価の話
第253話『遠征選抜試験㊹』では第2試験の長時間戦闘試験の概要が臨時部隊全員対A級部隊全員になると同時に、隊長評価なるものの存在が明かされています。
これは読んで字のごとく、隊長が隊員の働きに点をつけるわけです。
500点を5人に振り分ける形式で、普通なら全員100点にできる。
自分だったら考えるのも、ギスるのも嫌だしそうしちゃいますけど……。
北添隊みたいに公平に働きを評価するところもあれば、二宮隊みたいに第2試験と遠征のことも考えて雨取と絵馬に多くいれるところもあって、それぞれが柔軟な考えで色があって面白かったですよ。
そんななかで諏訪さんは「三雲に500全部入れる、以上だ」とあまりにも格好よすぎて、惚れました。
もちろん香取さんが異を唱えて「アタシがだめだって言ってんでしょ」の顔が面白すぎましたし、100点だけもらってみんなに点を振り分けるところとかツンデレヒロインって感じで可愛かったですよ!
見どころ③.予想外の人物が参戦する第2試験『長時間戦闘試験』
詳細な説明はめんどうくさいので、各自漫画を読んでください。
第2試験『長時間戦闘試験』はA級部隊40名対臨時部隊55名。
この試験はオペレーターも試験用マップに転送される新要素。
5000ポイントの先取戦。
なかでも注目なのは、臨時部隊参加で欠員が出てる風間・嵐山・三輪隊に補充要因が参加すること。
風間隊にはチーフ技術者の寺島雷蔵とミカエル・クローニン。
嵐山隊には沢村響子本部長補佐。
三輪隊には林藤匠玉狛支部長が参加するとのこと!!
いやー、これはどうなるのか予想できませんね!!
隠された実力がベールを脱ぐ展開は激アツですから!!
さて、私がお伝えしたのはどういう展開になったのかだけです。
実際に読まない限りは、興奮や熱量は味わえませんので、ここから先は自分の目で確かめてくださいね!!
【最新刊】ワールドトリガー30巻の発売日
- Qワールドトリガー30巻の発売日はいつですか?
- A
発売間隔から予想すると、2026年10月以降になると思います。





