【ネタバレ感想】てだれもんら2巻で二人の関係を左右する「ひめかわ」の話が描かれる

この記事では2025年4月11日に発売されたてだれもんら2巻のネタバレ注意な感想を書いています。

てだれもんらは想いを隠している板前と、本当の仕事を隠している庭師二人の穏やかで大人な雰囲気が描かれるソフトBL漫画です。

さて、そんなてだれもんらの2巻では、心地よくて大切にしたい今と前に進みたい気持ちで揺れ動くトオルの繊細な心理描写や、明が本当の仕事を隠している理由について描かれていきます。

てだれもんら2巻のあらすじ

【ネタバレ注意】てだれもんら2巻を読んだ感想

てだれもんら2巻は何話まで？

てだれもんら2巻は第8話『コーヒー一杯』から第14話『大丈夫』まで描かれています。

休載理由の理解と連載再開への感謝

いつの間にかてだれもんらが連載再開、並びに第2巻も発売されていて驚きを隠せません。

たぶんこの記事に辿り着いたあなたも
「もう、終わったと思ってた……。」
ってのが本音でしょうし、私もそう思っていました。

ハンターハンターのせいというか、おかげと言いますか、漫画好きの私は待つのは慣れているんですけども、一般読者はそうではないはずなので、ここまで休載が長引いた理由は知りたいですよね。

作者の近況報告によると、体重も体力も免疫力も落ちて、身体を壊して、地獄をみたとのことで、日常生活から立て直したという文言をみるに、相当苦労したことがうかがえます。

何はともあれ、ご無事でよかった。
その一言に尽きますし、連載を再開してくれてありがとうございます。
感謝の気持ちで、これからのてだれもんらを応援していきましょう！

明の同僚である中村友也にトオルの恋心がバレる

ちなみに私は腐男子ではありませんけど、てだれもんらは普通に読めます。

二人が恋人のようにいちゃいちゃしていたら、そうはいかなかったでしょうし、明の庭師が普通じゃない仕事をしているから、ソフトBLじゃない部分が実は魅力的なんですよね。

そんな久しぶりのてだれもんら2巻の第8話『コーヒー一杯』では、明が寝転んでいた布団に顔をうずめたり、寝顔を撮ろうとしたり、背中に引っ付き虫するトオルが描かれていて、なんだか可愛いｗ

タチとネコ、攻めと受けみたいに、自然と役割分担みたいなのってできるもんなんですかね？

そんな二人の幸せな日常を描きながら、庭師について情報が追加されています。

庭守守にわもりまもりという道具で怪がいるか判断したり、清い水で穢れを祓ったり、目撃者の記憶をいじれたり。

まじで特殊能力すぎて、明がどういう経緯で庭師を目指したのか、過去が気になります。

そんで、第10話『微熱』ではトオルの明への気持ちが、明の同僚である中村友也にバレて、第十三話『ひそやかな夕餉』では一緒にご飯を食べることになった流れでトオルは友也に応援されるんですよね。

酔っ払いといえば聞こえがいいけど、バックハグしてますからね。
友也……お前まさか、トオルを狙ってないか？
物語における恋愛相談ってろくなことにならないからなぁ。
余計なことすんなよ……って心配になりますよ。

かつて全焼してしまった老舗料亭「ひめかわ」とは？

てだれもんら第14話『大丈夫』では、明の庭師としての仕事先に訪れたトオルが巻き込まれる展開に。

明はかつて「ひめかわ」の庭の怪を逃がした失敗を悔やんでいます。
それが、どうやらトオルが被害を受けているようなんですよね……。
庭師は記憶をいじれるのに、明は二人の思い出を守りたいがために、中途半端なことをしている。

トオルが「ひめかわ」のことを思い出したら、今の関係ではいられないだろうってことで、二人の過去がますます気になる展開が描かれましたというか、続きを知るのが怖いですね。

【最新刊】てだれもんら3巻の発売日