この記事では2023年に2期アニメが放送予定の純愛ラブコメ漫画『死神坊ちゃんと黒メイド16巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
15巻ではシャーデーとの最終対決が描かれ、ついに坊ちゃんの呪いに終止符が打たれました。
その続きとなる死神坊ちゃんと黒メイド16巻は、各々の将来や恋愛事情がどうなるのか?笑顔が花咲く幸せたっぷりな、ピュアなラブコメが描かれています。
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死神坊ちゃんと黒メイド16巻のあらすじ
【ネタバレ注意】死神坊ちゃんと黒メイド16巻を読んだ感想
死神坊ちゃんと黒メイドがついに完結。
2017年10月から4年7カ月、連載されました。
WEBマンガ作品だったので、正直ここまで長編ラブコメになるとは想像していませんでしたよ。
年齢を重ねると、どうしても途中で飽きる時期があったんですけど、坊ちゃんとアリスの満開の笑顔をみたら、最後まで読み続けてよかったとしみじみ思いました。
さて、死神坊ちゃんと黒メイド16巻で描かれるのは坊ちゃんとアリスの恋の結末について。
触れたものを死に至らしめる呪いを克服したのに、たかが身分の違いで今さら悩むのか疑問ですけども、そういう展開を1話でスパッと終わらせたのはよかった。
坊ちゃんの無限に広がる将来の可能性。
幸せを願い、身を引こうとするアリス。
そんなアリスに、全てを捨てる覚悟で愛を誓う坊ちゃん。
二人の笑顔は心を浄化してくれますね。
坊ちゃんからヴィクター様に呼び方が変わっているのも、なんともまぁ素晴らしくて、ラブコメ好きとしては口角が上がりっぱなしですわ。
自分に呪いをかけたシャーデーを許す。
友達になりたいという願いは、いかにも少年漫画らしい夢物語で、フィクションにも多少のリアリティを求めてしまう自分には受け入れがたいものでしたが……。
今では、この綺麗事を美しく描いてくれたことを嬉しく感じています。
大人になるって嫌ですね。
なんでもかんでも他と比べるようになって。
卑屈っぽくなって。
坊ちゃんのみんな仲よくしよう精神って子供の頃は当たり前だったのに。
クリスマスのエピソードを、完結間近に持ってきたのも乙なものですね。
「永遠なんてない。」
「大切な人を大切にしなきゃ。」
最初こそ逆セクハララブコメなんてキャッチコピーがありましたけど、最終的には純愛ラブコメとして素晴らしい漫画だったと思います。
イノウエ先生の次回作を心から楽しみにしております。