有名人がなんかしらのトラブルを起こしたときに、作品に罪は無いって言葉をよく見聞きします。
それは当然そうなんですけど、頭ではわかっていても、感情が受け入れられるかは別問題で難しい話ですよね。
さて、今回紹介するライドンキングは、某国の大統領に既視感のある金髪マッチョな主人公が、少し重めな世界観のなかで無双する異世界転移漫画。
名前を読んではいけないあの人になる前から存在している作品で、魔法あり、異世界の過酷な設定あり、可愛い女の子ありの、めちゃくちゃ面白い異世界ファンタジー漫画でしたよ。
ライドンキングのあらすじ
【ネタバレ注意】ライドンキングを読んだ感想
作者・馬場康誌が描いた漫画
ライドンキングの作者・馬場康誌さんはゴロセウムや空手小公子小日向海流を描いていました。
2018年には連載開始されていた漫画
やはり先に述べておかないといけないのは、ライドンキングは某国が問題を起こす前にはとっくに連載されていた漫画だということ。
物語はフィクションだし、架空の人物とはいえ、名前を呼んではいけないあの人を想起させるくらいには似ていますし、明らかに寄せているので、気にするなという方が無理だと思います。
生理的に無理な人はいるでしょうし、もうそれは仕方が無いです。
とはいえ、先に世に出ていた漫画なのは留意しておいてほしくて、作品に罪はありません。
最強の大統領が異世界で無双する漫画
中央アジアの一角に位置するプルジア共和国は15年ほど前に建国された新国家。
その独立を主導したリーダーであり、終身大統領のアレクサンドル・プルチノフがこの物語の主人公。
どう見ても、某国の大統領そのものでちょっと笑ってしまいます。
プルチノフがテロリストを撃退するも、不慮な事故に巻き込まれて異世界に旅立ってしまうところから始まる物語。
この顔面で乗りこなす行為が好きだという特殊な癖を持っているのも笑いを誘ってきます。
生き物も機械も国家も乗りこなしてしまい、どこかに“騎乗欲”を満たしてくれる乗り物がないかと探していたところに、ワイバーンと戦う魔法を操る少女たちと遭遇するわけです。
他の異世界漫画であれば、ステータスが勝手に見えるようになったり、チートスキルが勝手に発動したり、超絶美少女に助けられたり、ご都合主義な展開が介入するタイミング。
しかしライドンキングでは、プルチノフが素手でワイバーンを撃退し、なおかつ一癖も二癖もある美少女たちを助けてしまう、まるでヒーローみたいな一味違う描かれ方をしているんです。
俺TUEEEE系で得られる爽快感だけでなく、残酷な世界観やネタ要素満載なコメディとしての一面。
馬場康誌さんの高画力で魅せられる戦闘描写や美少女たち。
そしてなによりプルチノフの肉体美!!
筋肉の描き方が凄く綺麗だし、ただのネタ漫画ではないんですよね。
次にくるマンガ大賞2019コミックス部門では第9位、このマンガがすごい2020オトコ編では第12位にランクインするなど、ダークファンタジーとして純粋にクオリティが高い!
異世界ファンタジーが好きなあなたにはもちろん、おっさんが主人公の漫画を探しているあなたにもおすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】ライドンキング13巻の発売日
- Qライドンキング13巻の発売日はいつですか?
- A
2024年8月7日発売予定です。
【無料】ライドンキングを試し読みする方法
ライドンキングは講談社が運営しているマガポケで第15話まで無料で読めますよ!
最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画をいくつか紹介したいと思います。