柴犬とかトイプードルはもちろん、今は特に猫人気が凄いですよね。
コツメカワウソとか猛禽類や爬虫類なんかの珍しい生物を飼育している人も増えていますけど、100年後はどんな生き物が人気になるのか、想像もつきません。
さて、今回紹介するプリンタニア・ニッポンは、生体プリンタという特殊な機械で生み出された、モチモチした謎の生物を一緒に暮らすSF系スローライフ漫画です。
近未来の日本なのか、それとも地球外の話なのか。
無理矢理説明するのではなく、日常生活が描かれていくなかで少しずつ世界観の全容が明らかになっていく感じが、とても読み応えのある漫画でした。
【無料】プリンタニア・ニッポンを試し読みする方法
まずはじめにプリンタニア・ニッポンに関する基本情報や、こういう作品が好きなら相性がいいよ!って漫画をいくつか紹介したいと思います。
プリンタニア・ニッポンはイースト・プレスが運営しているマトグロッソで第4話まで無料で読めますよ!
プリンタニア・ニッポンのあらすじ
【ネタバレ注意】プリンタニア・ニッポンを読んだ感想
著者・迷子が描いた漫画
プリンタニア・ニッポンの著者・迷子さんは妄想猫観察を描いています。
もちもちとした謎生物の可愛さに癒されるスローライフ系漫画
子供の頃よりも、大人になった今のほうが、犬猫に触れあいたい欲がエグいことになっています。
昔よりも犬猫の動画を見る回数が増えたり、一人で動物園に行きたいと思うくらいには、ストレスが溜まっているのかもしれません。
なんなら、もちもちした感触が気持ちよさそうなクッションを見つけて即買いしてしまったほど、最近は癒しを求めているのかもしれない……。
自分はぐでたまとか、ポムポムプリンとか、カビゴンみたいなフォルムが丸っこくて、触ったらもっちりしてそうなキャラクターに強く惹かれます。
本作に登場する謎生物には、それらに匹敵する可愛さと魅力がありました。
あ~柴犬のほっぺをムニムニしたい。
それと全く同じことを読んでいて思うんですよね。
こんな超シンプルな造形でありながら、表情豊か。
こいつのムッとした顔が可愛すぎてたまりません!!
SF漫画らしく読み応えを兼ね備えている
最近は家庭用3Dプリンターが発売されていますけど、本作では二つも三つも次元が違う生体プリンターなるものが流通している未来の話が描かれていきます。
柴犬を作ろうと思ったら、偶然の産物でプリンタニア・ニッポンが誕生し、一緒に生活することになるという、ゆるい日常が描かれていくんですが……。
コンサルというSiriの上位互換みたいな存在と生活を共にしていたり、開拓民やレベルといった単語などがでてきたり、世界観に関しては気になることがとても多いんです。
主人公は佐藤で、友人は塩野。
日本人の名前ではあるが、地球にいるとは限らないし、人間であるとも限りません。
漫画を読んでいて必要以上に説明されると、文字を読むのも疲れるし萎えるしであんまりいいことがないんですけど、本作の場合は日常生活が描かれるなかで自然と世界観がみえてくるんです。
シンプルで可愛い絵柄も話の雰囲気に凄くマッチしているし、めっちゃ好き。
読みやすさと、読みごたえが両立している漫画って珍しいですからね。
SF漫画が好きなあなたにはもちろん、ほのぼのとした雰囲気が魅力の作品を探しているあなたにもおすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】プリンタニア・ニッポン4巻の発売日
- Qプリンタニア・ニッポン4巻の発売日はいつですか?
- A
2024年3月19日発売予定です。